アリシン

アリシン

 

これは超有名な成分で、ニンニクの匂いの元です。 抗菌、抗カビ作用が強いです。

 

     アリシン

アリシン

 

アリシンは、おそらくJAK2 / STAT3経路を調節することにより、血管内皮細胞の活性を抑制することができます

Molecular and cellular biochemistry. 2021 Jan;476(1);435-441. doi: 10.1007/s11010-020-03919-z.

アリシンが硬膜外肥厚性瘢痕(ケロイドのこと)の予防において血管内皮細胞(VEC)の活性を阻害することにより血管新生を抑制できるかどうかは不明のままです。 VECは濃度勾配のアリシンで処理されました。細胞活性は、CCK-8アッセイ、スクラッチアッセイ、およびフローサイトメトリーによって測定されました。逆転写PCRとウエスタンブロットを使用して、関連する遺伝子とタンパク質の発現レベルを測定しました。 0、25、50、100 mg / Lの濃度のアリシンで処理した後、VECの生存率は24時間(p <0.001 *)と48時間(p <0.001 *)で大幅に減少し、移行率はスクラッチで大幅に減少しましたアッセイ(p = 0.017 *)およびトランスウェルアッセイ(p = 0.021 *)。アリシンの濃度が増加するにつれて、VECのアポトーシス率は上昇しました(p = 0.018 *)。 S期(p = 0.25)の細胞数に有意差はありませんでしたが、G1期の細胞数は減少し(p = 0.039 *)、G2期の細胞数は増加しました(p = 0.047 *)。アリシン濃度の増加に伴い、VECのチューブ形成能力は大幅に低下しました(p <0.001 *)。対照群と比較して、PCNAおよびBCL-2の発現は減少し(p <0.001 *)、BAXの発現は有意に増加しました(p <0.001 *)。 JAK2 / STAT3経路に関しては、JAK3とSTAT3の発現レベルはアリシン濃度の増加とともに有意に減少しました(p <0.001 *)。アリシンは、おそらくJAK2 / STAT3経路を調節することにより、VECの活性を抑制することができます。

 

ケロイド予防にアリシンがいいなんてすごい。日本でもOTCでアットノンといって傷跡を消す医薬品を出していますが、ニンニクを食べていれば傷あとが直るし、けがしたときに食べていれば、傷跡が小さくなる可能性があるということになりますねえ。

 

実に面白い、アリシン。

 

フィトケミカルは面白いですねえ。

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