降圧剤の功罪
降圧剤について思うこと
高血圧で脳出血を予防したりできますし、心臓発作を防いだりできますので降圧剤は大変大切な薬です。
しかし高血圧の基準が変わってからどうもおかしなことが現場で起こっています。
血圧は正常が130と一律になっていますが、以前は年齢+90でした。
60歳の方なら150あっても正常だったんです。それくらいないと脳に血が回りません。
それを現在はなんでもかんでも下げればいいと思っているのかどうか知りませんが、
100とか下がりすぎてしまい、朝起きずらい、めまいや眠気がでている患者さんの多いこと、多いこと。
血圧は感情と相関性があります
あまり言われていませんが、血圧ってうれしかったり、楽しかったり、ドキドキしたり、ムラムラしたり、怒ったりすると血圧が上がります。
何が言いたいのかというと、血圧が感情と結びついているということは、血圧を無理に下げると、気分が低下するのです。
血圧を下げる必要のない患者さんで、血圧をさげてしまい、鬱を発症することもあります。
また血圧を下げる必要のない患者さんで、血圧を下げてしまい、脳に血が回らない状況になり、脳細胞が死滅し、認知症になったりする場合があるのです。虚血性認知症です。
以上から必要のない降圧剤で認知症、うつ病が引き起こされていることが現代医療では起こっています。
降圧剤を飲み続けていて、朝が起きずらい、日中の眠気がする。 めまいや立ち眩みがあるという症状があれば、ドクターに相談してください。相談してダメだったら病院変えた方がいいかもしれません。