グローバルDROの紹介
グローバルDROとは
DROとは【Drug Reference Online】のことです。 このサイトを使うと、ドーピングに引っかかるかどうか確認できます。
漢方薬はほとんど検索してもひっかかりません。 合成薬の薬は検索できます。
Global DROのサイトです。
成分や商品名から検索はできますが、どの成分がどの競技で引っかかるかという検索ができないのでその点はちょっと不便ですが、競技が決まっているのであればとっても参考になるサイトです。
こちらで分かっている限りの漢方やサプリをここに紹介します。
一般風邪薬、鼻炎薬として、メチルエフェドリン、プソイドエフェドリンが含有している薬はダメです。 葛根湯、麻黄湯、防風通聖散、小青竜湯など。麻黄が入っているのはダメです。
鼻炎薬ではクラリチン、アレグラ、アレジオンの新しい薬は大丈夫です。
交感神経興奮剤となります。 これらを飲む必要がある場合は1週間以上明けないとまずいです。
珍しいところではナンテンのど飴もだめです。 南天エキスにヒゲナミンが含有されています。 これは気管支を拡張してくれる作用があります。 交感神経刺激剤として、β2作動薬となります。 喘息など激しい咳、連続する咳には有効です。 医療用でいうなればメプチン、テオフェリンが同じ作用機序です。
ご参考までに、弊社で扱っているエキスも実はヒゲナミンが含まれているものがあります。 それは蓮葉エキスです。 蓮は日本では知らない人はいないですが、あくまでも蓮根を食べる目的ですが、弊社のエキスは葉っぱからエキスを抽出しています。本来の蓮葉エキスの目的は燃焼系ダイエットです。交感神経興奮作用がありますので、汗をかきやすくなったりします。脂肪を燃焼させて代謝があがるのです。
普通の食事をしていて、このエキスを飲んでいると、おっさんでウエストが5cmも小さくなり、「ずぼんがぶかぶかになったじゃないか!どうしてくれるんだ!」
とすげー叱られました。 私も3か月で5kg減りました。
ご自分で検索してみると面白いですよ。 全面的にだめな成分や競技によって禁止される成分があります。
たとえばβブロッカーの代表選手としての【アーチスト錠】はゴルフでは禁止されています。 心臓がどきどきするのを押さえてくれますからね。 とっても有利です。
あとは監視プログラムというのがあり、今のところ大丈夫ですが、今後の動静によっては、禁止されることになるというリストがあります。
私はこの中に20-ヒドロキシエクジステロンがリスト化されていることを知りました。 この成分はなんと昆虫脱皮ホルモンとして業界では有名な成分ですが、それが植物に含有されているのです。 自然とは不思議です。
この成分は筋肉増強剤としてアスリートには使われています。 由来としてはパフィア、筋骨草、ほうれん草に含有されています。 ポパイの話は本当だったんですよ。
この成分が現在監視プログラムに掲載されていますので、ご注意ください。
監視プログラムから禁止品目への移行は突然やってきますので、ほぼ禁止ととらえてもらって大丈夫です。
逆にそれだけ効果が認められているということです。
昆虫脱皮ホルモンは我々の大切なコラーゲンをめっちゃ増やしてくれますよ。
内緒ですが。