薬とは何か

薬とは何か

 

ずばり「薬とは毒を薄めたもの」です。 

 

医療の現場にいると、医者も、患者さんもお互いに誤解しているのかなと思うことがよくあります。

 

それは薬への理解です。

 

西洋医学中心の日本の医療はすばらしく緊急性においては絶賛に値します。しかしながら生活習慣病である、高血圧、糖尿病、高脂血症、痛風に関しては、当初の緊急性はいいですが、その後漫然と薬がだされます。患者さんがいつまで飲むのですかと聞いてもずっと飲んでくださいというだけです。先日も降圧剤を飲んでいる患者さんで血圧が下がりすぎてめまいが起こっている人、自覚症状はないにしても上が100を切っても薬のんでと言われた患者さんがいました。患者さんは不安でしょうがない様子でした。 このままいけば虚血性認知症を発症しかねない状況です。 

 

アルツハイマー型認知症においては認知症のテストをして診断しますが、ここで認知症と判断されたら日本はおしまいです。 一生飲むことになります。 なぜなら、日本では認知症の薬が効いているのかどうかの診断テストがないからです。アメリカでは3か月後に再度テストして、薬の効果を見ます。効果があれば続けられますが、効果がなければ止薬されます。 認知症の治療は入口はあっても、出口がないのです。

 

これと同じことが高血圧、糖尿、高脂血症でも起こっています。 もちろん血液検査や血圧を測定すれば、効果のあるかどうかは、判断し薬を増やしたり、変えたりしますが、薬をやめる方向にはまず行きません。

その理由は日本の医療は社会保障といいつつ、いまやほぼ医療ビジネスになっているからです。 とにかくずっと病院に通ってほしいのです。

 

ここで薬とは何かですが、薬とは病気を治すものだと考えているならそれは大きな間違いです。 私のような薬屋から言わせていただけば、症状を軽減してくれることはあっても、病気を治す薬はないと考えています。

 

なぜなら、薬はその症状を一時的に抑えるだけです。 病気は原因があるわけですが、その原因に焦点をあてず、体に起こっている症状だけを見て薬で対処する、いわゆる対処療法が中心だからです。

 

たとえば風邪を引いた場合、ヨーロッパではほぼ薬は使いません。3日から4日で治ることは知っているからです。

 

日本で風邪で病院にかかると、抗生物質、解熱剤、咳止め、去痰、抗アレルギー、うがい、トローチとこれでもかというくらい出します。 さすがに抗生物質は厚生労働省の風邪で抗生物質を処方しなかったら80点あげるというよくわからない指導で処方しなくなりました。 一般的に風邪はウィルスによって引き起こされます。抗生物質は効きません。これは業界では常識ですが、病院では2次感染予防として漫然と処方されていたのです。

 

薬というのは症状を一時的抑えるだけで、治すものではありません。 ここはよく理解しておいた方がいいです。 こういう視点から病院をみると、いかにおなしなことをしているのか透けて見えてきます。

 

本来の治療であれば、止薬を目指して治療をする必要があります。 高血圧であれば血圧を測定し、規格をさげます。10mgを5mgへ、複数飲んでいるなら、1剤へ。 様子を見ながら減薬していきます。 1日おきとか2日おきとか減薬していきます。 それと食事指導も栄養士、健康指導員と相談しながら進めます。 高血圧の原因は何か? 多くはカリウム不足ですから野菜を多く摂取すると低下していきます。

塩分の取りすぎが高血圧の原因と言われており、減塩とか一般常識となっておりますが、まったくの勘違いですので、塩分は普通にとってください。 余分な塩分は体に排泄されますので大丈夫です。 ただ99%塩化ナトリウムはやめた方がいいです。海の塩、岩塩などの天然塩をお勧めます。にがり(塩化マグネシウム)、ミネラルが重要だからです。

 

それと年齢+90という高血圧の基準があります。 50歳なら140、60歳なら150くらいないと体に血液が回らないと過去言われていました。 私はこれは正しいと思います。 よほどの基礎疾患がなければですが。

 

糖尿(2型糖尿病)は高血圧より簡単です。 糖分をコントロールすればいいのですから。 問題は糖尿になる方は多くが食欲をコントロールできないので、ここが根本的な問題となります。 過食症で炭水化物大好きなのです。ラーメンライス、お好み焼き定食、うどんなどなど。この食欲をコントロールできればすぐに血糖値は低下していきます。

この食欲コントロールが根本の原因であります。これができたら糖尿はすぐに改善します。運動も効果的です。

 

高脂血症も簡単です。食事由来ですから。 揚げ物、肉、過食が原因となります。 

 

生活習慣病は食べる順番を考えるだけでも改善します。 まず野菜をたくさん食べて、胃を膨らませてから、通常の食事をします。糖分のはいった飲料、砂糖ならまだましですが、一説によるとブドウ糖果糖液糖は中毒になりやすく肥満の原因とされているからです。

 

それとコレステロールは食事からの影響はないとされていますので、これを食事という医者がいたら、もうやめた方いいでしょう。 あまりにも勉強不足です。 

 

再度申し上げますが、薬とは毒を薄めたものです。 漫然と飲んでという医者がいたら避けた方がいいです。 あなたを患者さんとは見てない可能性が大です。 あなたの健康のためにあなたを見ているわけではないです。別の目的であなたを診ています。

減薬、止薬の相談をして真剣に受け止めてくれる病院、薬局とお付き合いされた方が健康のためです。

 

2つも3も病院に通って10種類以上も何年も飲んでいると多剤性の腎不全になります。 腎臓が壊れてきます。もちろん肝臓も壊れてきます。 毒を常に解毒しているのですから。

 

そうなると今度は透析が待っています。 透析すれば、透析の薬が待っています。 

 

今後の医療は、医療関係者に依存しないで、セルフメディケーションとして自分で調べて、自分で考えて病院や薬局を選んでください。 そうしないと新たな病気を引き寄せてしまうことになります。

 

最後に漢方薬は治療できると考えていいと私は考えます。 体質改善していきながら症状を軽くしていくからです。

葛根湯は風邪、肩こりに応用されていますが、なんと解熱ではなく発熱させて、発汗させ、その結果解熱させることが分かっているのです。これは薬とは思えない働きです。 しかし人は風邪をひくとなぜ発熱するかを考えるとよくわかります。発熱して免疫力をたかめて、ウィルスをやっつけるのです。咳をしたり、痰をだすのも、鼻水をだすのも、ウィルスをやっつけ、ごみが大量にでるのでそれを排除するためなのです。 それをすべて止めてしまったら? 体が風邪をやっつけようとしているのに、邪魔ばかりしているので風邪が長引くことなります。 

 

くれぐれもご注意ください。 これからは自分で考え行動してください。 

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