酸棗仁の作用機序

酸棗仁の作用機序

 

酸棗仁は漢方では酸棗仁湯で多用されていますが、どうやって効くのか私はわかりませんでした。

人モニターしたときにメラトニンのような効き方をしていたのは確認したのですが、どうして効果があるのかよくわかりませんでした。

 

ところが最近面白い文献を見つけました。

「酸棗仁が短鎖脂肪酸に影響を与え不眠を改善している」というラットでの実験です。

 

Ziziphus jujuba Mill. var. spinosa (Bunge) Hu ex H. F. Chou Seed Ameliorates Insomnia in Rats by Regulating Metabolomics and Intestinal Flora Composition.

Journal  Frontiers in pharmacology. 2021;12;653767.doi:10.3389/fphar.2021.653767.

 

これが酸棗仁の作用機序で説明できるのであれば、睡眠が腸内細菌にかかわりがあることになります。 

 

腸は第二の脳ともいわれているので、腸と共生関係を築きうまく調整してもらっているのでしょうか?

 

もしそうであれば過敏性腸症候群にも効く漢方が証明されるかもしれませんね。

 

私たちは天然物ですから、天然物は天然物で治したいです。