テトラヒドロキシスチルベングリコシドは細胞及びAPP/PS1トランスジェニックマウスにおけるAKTGSK3β経路の活性化を介してアミロイド前駆体…

テトラヒドロキシスチルベングリコシドは細胞及びAPP/PS1トランスジェニックマウスにおけるAKTGSK3β経路の活性化を介してアミロイド前駆体タンパク質プロセシングを調整する

 

Biochemical and Biophysical Research Communications Vol.495 No.1 Page672-678(2018)

 

アミロイド前駆体タンパク質(APP)エキソン7のオルタナティスプライジングはKunitzプロテアーゼ阻害剤(KPI)ドメインを含むイソ型生成する。脳におけるAPP KPIレベルはアミロイドβ産生と相関していた。AKT GSK3経路に対するテトラヒドロスチルベングリコシドの影響を調べた。GSK3β増加APP KPI含有レベルを見出し、スプライシング因子A SFと相互作用した。テトラヒドロスチルベングリコシド胃内12か月間5か月月齢APP/PS1トランスジェニックマウスに投与した。活性化AKT GSK3βシグナル伝達経路はAPP KPI介在物を抑制することを見出した。さえにテトラヒドロスチルベングリコシド処理はAPP/PS1マウスにおけるアミロイド沈着を減弱させた。本研究では、APP発現に対するテトラヒドロスチルベングリコシド神経保護効果を示し、テトラヒドロスチルベングリコシドはアルツハイマー型認知症の予防と治療に有益である可能性があることを示唆した。

 

*APP/PS1:トランスジェニックマウス アルツハイマーを発症するように遺伝子を改変したマウス

*GSK3β:グリコーゲン合成キナーゼでさまざまなたんぱく質をリン酸化する酵素 

この酵素が病的に亢進するとグリコーゲン合成酵素をリン酸化してグリコーゲンの合成がされなくなります。その結果血中の血糖値が上昇し、糖尿病を発症します。またアミロイドAβという物質の沈着や,神経細胞のtauという蛋白質の蓄積を引き起こします。その結果、神経細胞の自殺死を引き起こします。

 

この研究ではテトラヒドロスチルベングリコシドがGSK3βの働きを阻害しているので糖尿病、アルツハイマーに効果が期待できるというものです。

 

すごいですね。何首烏成分のテトラヒドロスチルベングリコシド。