痛風素材
痛風に効果のある素材
今注目しているのは藤茶エキスです。 藤茶エキスはすでにファンケルさんが今年人試験をして発売しました。すごいですね。
成分はアンプロペシン(ジヒドロミリセチン)とキトサンでした。
DHCさんも人試験やってルテオリンで今年になって発売しました。
ルテオリンはキサンチンオキシダーゼ阻害作用がとても強いです。
効き方はアロプリノール(ザイロリック)と同じです。 合成阻害作用です。
他にもフタリド類、セダンノリドが強いです。
痛風はどうしてこんなに私は注目しているのかというと、私が痛風持ちだからです。 お酒をやめても落ちなかったです。 ザイロリックを飲んでもあまり下がらず、尿酸排泄促進作用のベンズブロマロン(ユリノーム)を飲んだら、下がったので、私は再吸収能力が高いことが分かりました。
尿酸とは何か?
尿酸自体は強力な抗酸化物質であり、肝臓で合成されており、腎臓で再吸収されている物質です。
ただ多すぎると血液内で結晶化して、血管内壁へ沈着して物理的な刺激で血管に針晶がささり炎症を引き起こすことになる病気だからです。
ただ不思議なのは尿酸が高くても、女性はほとんど発症しません。
これは女性ホルモンの作用ではないかと私は思います。
その証拠に女性は生理が止まる更年期障害以降は、痛風を発症するのでおそらくそうなんでしょう。
尿酸
この尿酸をコントロールしておかないと、最終的に腎障害になり、腎不全になってしまう場合があるので注意が必要です。
腎臓の薬は今は存在しておりませんので、日ごろの健康診断でeGFR値に注意を向けておいてください。
これは腎臓のろ過機能を数値化したものです。 70ml以上あれば問題ないです
人工透析となるとeGFR値は一桁となってしまいます。
健康診断でも結果はでるようになりましたが、
腎不全の恐怖
腎不全に発展する主な原因は、糖尿病腎症、次が多剤性腎症です。薬を10種類とか飲まされていて、腎臓に負担がかかるのです。 最後は痛風、つまり高尿酸血症です。痛風患者は推定500万人はいるといわれています。
この方々は腎不全の予備軍です。
私がフィトケミカルを信仰するする理由
私は有機合成が大好きでした。 化学反応で新しい物質ができるのがすごいなと思っていたのです。
薬学部では有機合成化学の研究室に在籍していましたが、知れば知るほど製造工程が恐ろしくなりました。
こんなものを口にいれても大丈夫なんだろうかと。
急速に有機合成に熱がさめて、天然物に興味を示して、漢方薬の会社に就職しました。
天然物はすごいですね。 生体内で、常温で危ない試薬も使わず、体内酵素などでどんどんケミカル物質を合成していくわけですから。 ほんとうにどうやっているんだろうとまさに神業だと思います。
私はそういった理由から合成薬よりはフィトケミカルを信奉しています。
そして人間も天然物である以上、天然物で治ると信じております。
また天然物である人間の神秘もすごいものがあり、まだまだ解明されていないと私は思います。