マズローの5段階欲求
マズローの5段階欲求
人の欲求には以下の5段階があるとマズロー博士は説明されました。
人間は人と環境にかかわらないと生きていけないですから、
しょうがないです。
無人島で生きるにしても環境が多くを影響を与えます。
地震や洪水などの災害地では、市民はまず生きることが最優先です。生理欲求です。
食事、糞便など
次に生理欲求が満たされるとホッとするので安全に生きたいと
思います。 プライベート空間が必要になり、ぐっすり寝たいとか。
以上今の日本では災害が起こらない限り生理欲求、安全欲求は問題ありません。
問題なのは、次の段階からです。
それは社会的欲求(所属と愛の欲求)です。
所属は会社勤めしていれば問題はないでしょうが、
いじめやパワハラにあったりするとこの社会的欲求が満たされません。
独身だったり、結婚していても配偶者とうまくいかない、子供とうまくいかない、家族がバラバラだったりすると、この欲求は満たされません。
またこの欲求が満たされたとしても、承認欲求となるとさらに困難になります。
人は誰でも認められたいと思っています。それはおそらく人類の生存目的に通じるものがあって、人に役に立ちたい、人の役に立っているとの自覚が欲しいからだと思います。
これが承認欲求です。
山本五十六先生は以下の名言を残しています。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
「話し合い、耳を傾け、承認し任せてやらねば人は育たず」
「やっている姿を感謝で見守って信頼せねば、人は実らず」
マズロー博士とはアプローチは異なりますが、日本的で日本人にはとても通用する現実的で実践的な内容だと思います。
実に意味深な内容です。戦前の教育はこういった考えのもと、行われていたとよくわかります。
最後は自己実現の欲求です。お金や権力などに影響をうけず、自分が自分になるために思い、行動することです。
自分ためにやっていることなのに、人の役に立っているんですね。
まあこの段階まで行ける人はどうでしょうね。
1万人に一人くらいなのかなー
以下マズロー博士が説いた5段階の欲求を記します。
1自己実現の欲求 (Self-actualization)
2承認(尊重)の欲求 (Esteem)
3社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
4安全の欲求 (Safety needs)
5生理的欲求 (Physiological needs)