人の根源的ニーズは何か?
人の根源的ニーズは何か?
これは私がずっと考えていたことです。 一体根源的ニーズはなんなのか?
それは自分以外の人の役に立つことではないかと最近考えるようになってきました。
年収1000万円ほしい? 会社で出世したい? 好きなものたくさん食べたい? 結婚? 子供がほしい? 家が欲しい? 有名になりたい? 遊びたい?
人にはたくさんの欲があります。 この欲がないと生きる活力となるのですから、この欲は必須なものでしょう。
ではすべて手に入れてしまった場合、どうなるのか? もっともっと欲しいと思うか、そんなものかと悟ってしまうかでしょう。
私の場合は、私自身が庶民なので、根源的ニーズにはたどり着くことができました。
それは、自分の好きなことを通して、人の役に立つことなのではないかというものです。
薬局での相談にのっていて、お客さんの困った顔がパッと明るくなるのを見る時になんというかとてもいい気持ちになります。 お役に立てよかったなと。 この感じは仕事だから当然としてやるのか、この忙しいときに話しかけるなよと思って対応するのか、仕事に対しての思いや、気持ちはとても大切だと思うのです。
今私が感じているのは、お客さんとの関係性で、買う側と売る側という関係では、お客様は神様ですと超へりくだって対応し、何を言われても逆らわない接客はもう終わったと思うのです。
これが逆の立場になったら、そうやって我慢して接客したスタッフは、思いっきり威張りちらして対応させようとします。 すこしでも失態があれば、怒り狂い、責任者をだせ!となるわけです。そうではない人もいますけど。
今後の接客というのはおそらく対等の関係となっていくのでしょう。 気に入らないのであれば売らなければいいのですから。
サラリーマン時代の経営者から売る権利があるということを聞きました。 こちらの信念を捻じ曲げてまで商売しなくてもいいといいました。 はじめは何を言っているのかと思いましたが、よくよく考えてみたら売る側と買う側というのは対等であるということが言いたかったのだと理解できました。
私自身売る権利という概念を持っていないことがこの時にわかりはっとしました。
以上様々な経験をしてまいりましたが、私が思うに、人の根源的ニーズというのはお金を稼ぐことでもなく、おいしいものを食べることでもなく、もっとその先にあるもの、それは自分以外の人間(人間だけではないかもしれません)の役に立つことではないかと最近考えるようになりました。 それが人間の本質ではないかと。
自分は今の仕事を通して一体何のお役に立てることができるのかです。
それは本物の健康を手に入れるための情報提供や、本物の原料を提供することではないかと思うわけです。
この答えが本物かどうか今はわかりませんが、いずれわかるかと思います。