依存を生む日本
依存を生む日本
日本は親切でなんでもやってくれると海外からは絶賛されますが、私から見るとそうは見えません。 海外はいい意味で不親切なのです。
日本の親切は、どうも依存をさせたがっているように見えます。
でもそう気づいたらすぐ直すところも早いなと思いました。
例えば施設での介護についてですが、ちょっと前はなんでも介助していて、バリアフリーと称して建物を改築していました。 またすぐ介助してくれるので楽ちんだったと思います。
しかし今はそうすると介助から介護になってしまうので、できるだけ自分で歩かせる、運動してもらう。自分で食器も洗ってもらうなどなどできるだけ自分のことは自分でしてもらうように方針が変わったように思います。
サラリーマンでは会社に依存させようとしているとは思いませんが、社会保険、健康保険料、厚生年金、雇用保険など会社ですべて計算してくれて、年末調整だけすれば確定申告はしなくてもいいので楽ちんです。
しかしサラリーマンほど税金を払っている労働者はいないと思います。というのはひける経費は基礎控除や家族の扶養控除くらいしかないですから。あとは何かの保険に入っていたら保険料くらい。
しかし個人事業主の届をしておけば、控除できるものはたくさんあります。
またサラリーマンでも今は副業を認めるようになり、(というのは終身雇用制がなくなることを意味することだと私は思います)自分の事業ができるようになりました。 時代は変わったものですね。 バイトでもいいし、趣味を突き詰めてビジネスにしてもいいし、菜園で野菜つくってネットで売ってもいいし、何でもありの時代となりました。
しかし依存に慣れてしまってるサラリーマンは確定申告?そんな面倒なことしたくないよという声を何度か聞いています。 私も以前はそうでした。自分も知らず知らずのうちに会社に自ら依存しに行っていたのです。依存してしまうと新しいことは起こしにくくなりますので、私も自ら注意しています。