エピクロス 満足は享楽の敵

エピクロス 満足は享楽の敵

 

初めて聞いたときは??? なんのこっちゃでした。 エピクロスは古代ギリシャの哲学者。 彼の思想は快楽主義です。ただし快楽主義といいても欲に任せて好き勝手やるのではなく、むしろその逆。刺激的、享楽的快楽をできるだけ避ける生活こそ享楽であるという考えです。

 

という理由は刺激的、享楽的快楽はそれを追い求めると結果的に多くの深い、苦痛を生み出し、快楽よりも不快がまさるからというもの。 多くの欲求を満たす予定苦痛を避けることを優先に考えたようです。 そのほうが幸せであると。

 

エピクロスは欲求は3つあると主張していました。

 

1 衣食住、健康、友情

2 贅沢な暮らし、豪華な食事

3 名声、権力

 

エピクロスはこの1を自然な欲求として、ここの欲求でとどめておけば心は穏やかでいることができるという理解です。

この心の平穏(アタラクシア)こそが快楽だという主張です。

ずいぶん世の中の快楽主義とは違うように思います。 私の快楽主義の理解は、深刻に考え込まない、どうにかなると常に思っている。 自分に制限かけず、楽しいことを追い求めるということです。まさに私の元上司は快楽主義でした。 心配事があっても、ミスをしてもまあどうにかなるというお方でした。 常に自分の欲求を優先させ、周りから身勝手だと言われても、動じず生きているお方でした。 はじめはなんて人だろうかと思いましたが、自分の主張をしっかりとして、意見を通していく姿は、いう前からどうせだめだろうとあきらめてしまう私をどれだけ救ってくれたことか。 

私はどうもB型のくせに自分で問題を作ってしまうことがありましたから。 自分で問題をつくり、自分で悩み、気分がへこんでいくみたいな。

 

ここまでエピクロスの快楽主義を紐解くと、私はとても共感できます。 衣食住に関しては、服は妻任せ。妻に世話を焼かれています。 食は特にこだわりはなく、健康にいい食事、庶民的な食べ物で満足です。 

家は築50年以上の鉄サッシの古民家です。 

 

一泊300万円のホテルとか、100万円のワインとか全く興味がありません。 もっと別のことに使いますわ。

名声も権力もたかり屋さんたちが集まってきて、急に親戚が増えたり、寄付や投資を求めてきたりするんでしょうね。

持ち上げて奉っていろいろするのでしょう。 そういうのは舞台裏から見ておりましたのでうんざりです。 よくもまあそんなにころころと手のひらを返せれるなあと。 ある意味感心します。

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