抗うつ剤として利用できる芍薬エキスパウダー

抗うつ剤として利用できる芍薬エキスパウダー

ペオニフロリン:有望な抗うつ特性を持つ神経保護モノテルペノイド配糖体

Phytomedicine : international journal of phytotherapy and phytopharmacology. 2021 Sep;90;153669. pii: S0944-7113(21)00212-9.

 

背景:うつ病は、蔓延し衰弱させる精神疾患として、個人の生活の質を著しく低下させ、社会全体に大きな負担をもたらします。現在、いくつかの抗うつ薬が重度の抑うつ症状の治療に適用されていますが、いくつかの望ましくない欠点がまだあります。ペオニフロリンは、うつ病を治療するための中国のハーブ処方で広く使用されている伝統的な中国のハーブである芍薬から最初に抽出されたモノテルペノイド配糖体です。

 

目的:このレビューは、うつ病の治療におけるペオニフロリンの以前の前臨床研究を要約し、そのペオニフロリンがさらに調査され、うつ病の治療に臨床的に利用される可能性のある抗うつ病メカニズムについてさらに議論しました。

方法:PubMedやChina National Knowledge Infrastructureなど、一部の電子データベースは、開始から2021年4月まで検索されました。

結果:このレビューは、モノアミン作動性神経伝達物質のレベルのアップレギュレーション、視床下部-下垂体-副腎軸機能亢進の抑制、神経保護の促進、海馬神経新生の促進におけるその機能に関連するペオニフロリンの効果的な抗うつ特性をまとめたものです。脳由来神経栄養因子レベルのアップレギュレーション、炎症反応の抑制、一酸化窒素レベルのダウンレギュレーションなど。結論:このレビューは、うつ病におけるペオニフロリンの前臨床研究に焦点を当て、抗うつ病におけるペオニフロリンの役割を承認するペオニフロリン。ただし、今後、より質の高い前臨床および臨床試験が実施されることが見込まれます。

 

うつ病は原因が4つあるといわれています。

 

 

1モノアミン仮説

 これが現代医療の中心。セロトニン、ノルアドレナリンの神経物質による

 

2 コルチゾール仮説

 ストレスでコルチゾールが過剰に分泌されてBDNF(脳由来神経栄養子)の低下により海馬が委縮して脳神経の成長もしにくくなりうつ病を発症

 

3 BNDF仮説

 BNDFの低下によりうつ病を発症

 

4 ミクログリア仮説

 ストレスによりミクログリア細胞から炎症性サイトカインが分泌されて脳内に炎症を引き起こしてうつ病を発症

 

これだけの仮説がありますが現代の治療の主流は「モノアミン仮説」に基づき治療をされています。

 

しかし芍薬の成分、「ペオニフロリン」はこの4つについてモノアミン、コルチゾール、BNDFに関与して効果を発現するかもしれないとのことです。 すごいことですね。

 

こんなに安全性の高い、芍薬で効果があるとしたら、安く安全にうつ病治療ができる可能性が高いということです。

 

薬屋さんからしたら、あまり面白くないでしょう。 その辺に生えている野草の根が効いちゃ困るもんねえ。

 

うまい、はやい、安いをモットーに効果的で安いものをどんどん開発していきます。