くすりはどうしてくすりというのか?
くすりの起源とは
薬局にて小学生低学年くらいの男の子から、「どうしてくすりはくすりというの?」という実に哲学的な質問を受けました。
子供たちは本当に純粋でけがれていないので時折どきっとする質問がでる場合があります。
まさにこの質問には正直心臓が止まるかと思ったくらいの衝撃でした。
これは答えではないと思いながらも、薬という漢字から説明しました。
子供さんはそうなんだという感じで帰っていきました。
しかし本当の答えにはなっていないと肌では感じていましたのであとで調べてみました。
すると出雲大社に書かれていることがあるそうです。
くすりは「くすしき力」を発揮することからくすりというようになったそうです。 この「くすしき」というのは霊妙、不思議、くすばし、親しみがわかない、近づきがたい、かたくな、窮屈であるという意味があります。
くすりに関していえば、霊妙、不思議として使われていたのでしょう。
他にもクスルからツクル(ツケル)の意味だとか、クサイリ(草を煎じる)からナグシ(和し)からもいわれています。
いずれにしても、クスリを飲んだり塗ったりすれば、痛みが和らいで眠れたり、腹痛が治ったりして、和んだり、よく寝れたりしたのでしょう。
私が漢字から説明したのは、現代の書き替えられた歴史上では正しくても、
正統な日本史からすれば、間違っているということになります。
どいうことかというと、日本では漢字(中国からの文字)が入ってくる前は文字は存在していないことになっているからです。
約12000年前とか神代文字が存在しており、世界中から発見される遺跡で神代文字によって解読できることが分かっています。この漢字が日本に入ってくる前は文字がなかったというのはうそです。文字はあったんです。
過去多くの歴史の改ざんがされてきていますが、この改ざんほど大きなものはないのではないかと思います。
これで小学生から聞かれた「くすり」の語源についてわかりすっきりしました。 ああよかった!
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