リコリン
リコリン
この化合物は彼岸花、すいせんなどに含まれる成分で、中毒をおこす成分です。 たまにニラに紛れて中毒おこしますが、こいつが原因です。
【リコリン】
毒矢の毒に使用されたりしてきたそうです。 薬効という見方をすれば去痰、利尿、解毒、催吐作用があります。
薬と毒の違いは濃度が低くても作用が強い場合は毒といわれて、そうでない場合は薬といわれています。
もともと薬自体は毒を薄めたものが多いので、和多志から見れば毒も薬も一緒ですけど。
こんな話していると「薬のひとりごと」って毒フェチな主人公を思い出すなあ。
リコリンは水溶性なので長時間水でさらせばでんぷんが多いので彼岸花の根茎も食えますが、現代はそこまでひっ迫していませんので誰も食べないでしょうねえ。根っこ食べないでもでんぷんだけとって彼岸花餅を作ればいいか。