期待の恐ろしさ

期待の恐ろしさ

 

期待というのは自分も縛るし、相手も縛ります。また裏切りにも通じる。執着にも通じると思います。

 

和多志の経験からすると、人に対する期待が一番多く、期待通りにならなかったら、相手に怒りの感情を抱くことです。

相手からみたらどうして怒っているのか不明でしょう。 一人で考えて一人で怒っているのですから。

 

期待とは本当に怖い思考です。売り上げが上がらない、友人の思いと自分の思いがずれる。 和多志の怒りのもと、落ち込みの元はすべてではないものの、ほとんど期待が原因で起こっていると感じます。

 

最近は多少智慧がついて、逆の期待をしています。彼からここでミスするだろうと思い対処していくと、いい意味で期待外れをすると、お!ミスしてないじゃん! となります。

仕事でももうこんなことしやがってというのを、今日はいったいどんな罠が仕掛けてあるのかと期待します。

予想通り罠が見つかるとにんまりしてしまいます。 

最近は期待をこのように使って楽しんでます。

 

 

 

「期待の恐ろしさ」という表現は、私たちが何かに対して抱く期待が、現実と合わなかった場合に生じる心理的な苦痛や失望感を指していると考えられます。期待自体はポジティブなものとして捉えられることが多いですが、過剰な期待や、現実と大きくかけ離れた期待を持つことは、以下のようなリスクや問題を引き起こします。

 

1. 失望感や挫折感

期待が現実に裏切られたとき、人は大きな失望感や挫折感を味わいます。この感覚は、期待が大きければ大きいほど強くなり、自己評価を下げたり、モチベーションを失ったりする原因になります。例えば、人生の転機や大きな成功を期待して挑んだ結果が期待通りでなかった場合、そのショックは大きくなりがちです。

 

2. 人間関係におけるストレス

他人に対して過度な期待を抱くと、その人が期待に応えられなかった時に失望感や怒りが生じることがあります。これが友人、家族、恋人などとの関係に悪影響を与えることもあります。期待に応えられなかった側もプレッシャーを感じ、関係がぎくしゃくすることもあります。

 

3. 自分に対する過剰なプレッシャー

自分自身に過度の期待をかけすぎることも危険です。「自分はもっとできるはずだ」「絶対に成功しなければならない」といった期待は、自己成長に繋がることもありますが、それが過剰になると失敗に対する恐怖や不安が増し、自己評価が極端に低下するリスクがあります。

 

4. 期待の罠

人は一度何かに成功すると、その成功体験に基づいて次も同じかそれ以上の成果を期待する傾向があります。しかし、状況が常に変化するため、同じ結果を得ることが難しい場合もあります。この「期待の罠」に陥ると、成功した場合でも、それを純粋に楽しめず、次の成功を求める無限ループに入ってしまうことがあります。

 

5. 期待と幸福感の相関

心理学的には、期待が高すぎると幸福感が低下する傾向があることが示唆されています。人は現実が期待に及ばないと感じた時、たとえ状況が悪くなっていないとしても、不幸だと感じることがあります。反対に、期待を低く保っておくことで、実際の結果が予想を上回った場合により大きな幸福感を得ることができます。


期待は私たちを前向きにさせたり、目標達成に向けて努力する動機づけになる一方で、その扱い方を誤ると精神的な負担やストレスを生み出します。「期待の恐ろしさ」は、まさにこのバランスを取ることの難しさに由来していると言えます。期待を適度に持ち、現実との調整をしながら生きることが、心の安定や幸福感に繋がると考えられます。

 

過度な期待は持たず、そうなったらいいなあというレベルで期待しない方が幸せなんでしょうねえ。

 

最後に「君には期待しているよ」という上司がいたら逃げ出しましょう。 将来精神科にお世話になること間違いなしです。