自分でない自分
自分でない自分
過日、哲人王という李登輝さんの半生の映画を見ました。
台湾が35年間日本だったことは知ってはいたが、こんなにリアルに見せてもらえる映画だったとは。
そのなかで哲学という単語がポンポンはいってきてました。
日本には哲学がとても進化していたとも。
「自分でない自分」を意識ているという言い方を聞いて、どういう意味なのかはじめはよくわかりませんでしたが、解説を聞いて、利己ではなく利他、人を思いやる気持ちのことを言っているんだと理解しました。
西洋的に利他心というのを自分でない自分という表現はいかにも哲学的な表現ですね。