ごま(和方食)
ごま
和食でこれほど利用されている食材はないでしょう。 ゴマは香りを楽しむこともありますが、成分的にもセサミンなど強力な抗酸化物質が有名です。 でも日本人はそんなことが分かる何千年前から食べていました。私もうどんとかには必ずゴマをたっぷり振りかけます。 香りもいいですから。
成分はリノール酸、オレイン酸が豊富に含まれていて免疫力をあげたり、コレステロール低下作用があります。そのかわり酸化されるのが早いという欠点があります。
ごまの応用例
ごま豆腐 和え物にすりごま くずもちなどなど なんでもごまと和えてしまえばなんでもありです。
日本人からゴマをとったら死んでしまうくらい必要な、あって当たり前の素材です。
またごま油もよく使われています。 ごま油であげた天ぷらなんて最高に香りがよくて美味しいです。
ラーメンにごま油を入れれば出前一丁になってしまうし。 胡麻ドレッシングでもなんでもござれ。
皆さんも和方食の素材ゴマを積極的に摂ってくださいね。
期待できるのは血液サラサラになり、動脈硬化が予防できます。 老化を遅らせることにもなります。
日本人は体にいいものをおいしく摂取する天才だと思います。
病気になるまえに病気にならないように食に気を付けるわけです。医は食に通じるというやつです。
一度食べて病気になったら完全な毒ですから皆さん気が付きますが、数年食べて病気になるのはなかなか気が付きません。 自分の代謝能力を超えて食べれば体に負荷がかかり、それがもとで病気になります。
多くは食べすぎで、満腹になるまで食べ続けることです。そして車での移動。 これでは病気まっしぐらとなります。 糖尿病、高脂血症、さらに野菜ぎらいなら高血圧が待っています。
病気になるのには何年もかかります。 仮に10年かかって病気になったのであれば、治療にも同年数をかけるのが体への負担が少ないのです。急激に治療したら副作用もでてきます。
医は食に通じるとは実に奥深い話です。