ハハコグサ
ハハコグサ(母子草)
学名 Gnaphalium affine キク科
。春の七草の1つ、御形(ごぎょう、おぎょう)でもあり、茎葉の若いものを食用になります。
ハハコグサ
食用 若い茎葉を春の七草で食べれます。
薬用 解熱、咳止め、去痰、じんましん、インフルエンザ、のどの痛み(扁桃炎)、関節炎、利尿作用(むくみ)に応用されます。 すごいですねえ。 ロキソニン、ムコダイン、リレンザ、リン酸コデイン、オロパタジン、トランサミン、ラシックスの合剤ですね。
生薬名もしっかりあって、鼠麹草(そきくそう)というそうです。私も初めて知りました。
のどの痛みでは20g(乾燥品)を600mlで煎じて飲むことが民間療法で行われていました。
まさに和方医学です。 この生薬は漢方処方には一切使用されておりません。
急性腎炎にも利用でき、10gを600mlで煎じたものを3回に分けて服用します。
この薬草は腎臓の機能を回復する可能性があります。 eGFR(推算糸球体濾過量のことで、70以上あれば正常値です。 人工透析になると一桁となってしまいます。適応外でeGFRが回復するので医療現場ではクレストールがこっそり使用されています)値が回復するかもしれません。 腎不全回復は私のテーマであります。
まさに忘れ去れた和方薬ハハコグサです。
花言葉 「いつも思う」「優しい人」「永遠の想い」
撮影地 愛知県知多郡阿久比町