映画 杜人(もりびと)
映画 杜人(もりびと)
この映画はミニシアターでしか見ることはできません。 しかしなぜなんでしょうねえ。
この主演の環境再生医の矢野智徳さんの映画でした。 この環境再生医とうのは初耳で、そんな医者がいるのかと。
風の草刈り、風の剪定、表層の水切りなど、現代の科学では理解されないことばかりでした。
しかし映画をみると納得しました。 山も、植物も、土地も生きているという考え方で全体をみて共存共栄するにはどうしたらいいかを具体的に行動している方でした。水脈、風の通りを治すと、植物が生き返ります。
以前の日本はおそらくういったことまで考えて庭とか山とかの手入れをしていたのでしょう。しかし多くが職人のために、うまく説明ができないので、唯物論者の科学者によって消し去られたのでしょう。いままでよく神社仏閣が叩き壊されなかったのかと感じます。
虫や植物も共存共栄でいろいろ設計していたんだろうなと思います。矢野さんは土砂崩れが起こる原因を明快に説明ができる方でした。土砂崩れは堰き止めるから水がたまり発生するそうです。
土の中に水が溜まって。発生するという意味です。であれば、これは土砂崩れは人災ということになります。
ここまで考えて工事をしている行政、企業はほぼゼロでしょう。
矢野さんのような環境再生医が増えて、国の資産である山々を生き返らせてほしいものです。
人間でも同様のことが起こっています。日本の医療は人間の水分についての医療はありません。しかしプールの水が循環させ濾過してごみをとらなければ、濁ってしまい、ボウフラが湧いてくるように人間の水分も循環してごみをとらないと、同じような状態になってしまいます。 天気が分かる人、気圧で頭痛、吐き気、めまい、耳鳴りがする人はボウフラが湧きつつあります。
また自己免疫疾患であるリウマチ、膠原病、シェーグレン症候群はボウフラが湧いてしまっています。 ですから頭はいくら洗ってもべたべただったり臭かったり、足が臭かったり、おしっこが臭かったりします。
自己免疫疾患は現代医療では難病に分類されていて、治せないと明確に判断しています。
こうやって考えると山も、人間も同じ生き物ではないかと思えてきます。 究極はガイア理論ですかね。
大変に勉強になる映画でした。