文献情報 ラットにおける歯周炎形成中および後の歯周組織に及ぼすペオニフロリンの影響影響の組織、病理学的および生化学的評価。

ラットにおける歯周炎形成中および後の歯周組織に及ぼすレオニフロリンの影響の組織、病理学的および生化学的評価

Archives of Oral Biology Vol.102 page.135-140(2019)

 

実験的に誘発させた歯周病のラットで実験したところ、ペオニフロリンを投与した群は肺胞骨の面積とインターロイキン-10レベルはペオニフロリン投与群で高かった。歯槽骨(顎骨 の骨体部と歯牙を結ぶ骨で)のレベル、付着損失(付着歯肉)及び、MMPー9(好中球ゼラチナーゼ、IV 型コラゲナーゼ、ゼラチナーゼ Bとも呼ばれ、変性コラーゲン(ゼラチン)とネイティブコラーゲン(IV型、V型、XI型コラーゲン)に対して広い基質特異性を示す酵素レベル)は対応して低かった。

 

つまり抗炎症作用があり、歯周病への治療が望め、歯周ポケットが改善する可能性があるということです。 

 

ペオニフロリンは芍薬の得意的な成分です。 すごいですね。芍薬。