映画 哀れなるものたち
映画 哀れなるものたち
ラジオで絶賛していたのでどんな映画だろうと思い見に行った。
カテゴリーはコメディ。天才外科医の倫理を無視した手術の数々。 これは確かにコメディ。
この映画を見て感じたのは、人は知らず知らずのうちに洗脳されているものだということだった。
一番現れるのは、性的なことだなあと痛感。 いつから性に関して「恥ずかしさ」を植え付けられたのか?
銭湯にいっては局部を隠したりしている。性的に開放的な女性は蔑まれされる。
もう一つ感じたことは、人間にはレベルがあるものだということだ。
物欲、性欲にとらわれている段階とそれを超越した哲学的な思考を持つ段階とあるように見えた。
主人公はどんどん成長していき、物欲、性欲を超越してしまった。当然考え方が違えば、環境を変える。
環境が変われば、付き合う人も変わる。
まさに人間の成長の縮図を見ているようだった。
実に考え深い映画で、自分にとってはかなりの影響を与えたものだと実感した。
見るに値する映画であると思います。