映画 ゴールデンカムイ

映画 ゴールデンカムイ

 

日本人で一番情報がない日露戦争あたりの情報。意図して消されているとしか思えない。

 

この映画は日露戦争直後の日本、特に北海道、樺太、アイヌ民族のことが詳細に描かれている珍しい漫画だった。

 

歴史の真相を描くには教科書では絶対無理で、いまやアニメであれば現できる日本になってしまった。 

報道自由ランキングでは日本は67位という位置づけである。

 

そういった意味から和多志はゴールデンカムイの描かれている歴史的な史実に注目していました。

 

ロシアと戦った日本、領土を第2次世界大戦でほぼ火事場泥棒的に奪われたこと。いったい先人がどんな思いで戦ったのか?

 

また明治には明治維新という日本至上まれにみる改革がおこり江戸時代が終わった史実があります。

 

まさに今日本でこの明治維新に近い歴史的改革が起こってるがほとんどの国民はこの変革は気が付いていない。

 

じわじわとちょんまげが散切り頭になったように、着物が洋服になっていったように数十年かけて変革している。

 

この映画はそんな時代の変化を忠実に描いているように見受けられるものだ。

 

漫画からアニメ、アニメから映画になってくると、あまりにもリアルすぎて相当デフォルメされ、省略されてしまうケースがあるが、ゴールデンカムイはまあ小動物を捌く以外は結構忠実に描かれていたことに驚いた。 

いままでは、こういった映画は見るんじゃなかったと後悔するものであるが、この映画はよくできているなと感心した。

 

この分だと、何話までできるのかわからないが、観ていこうと思う。