長生きしたいなら食事を減らしなさい

長生きしたいなら食事を減らしなさい

 

この言葉はベンジャミンフランクリンが言っていた言葉です。

 

アメリカの父、今でも100ドル札に登場するなどアメリカ人なら知らない人はいないでしょうねえ。

 

17世紀のころの方ですから、今のアメリカの健康状態を見たら嘆くでしょう。

 

分からないでもないですが、空腹は苦痛ですから。 和多志は何度かアメリカにいったことがありますが、とにかく量が多い、すべて多い。朝からドーナッツと甘い飲み物には仰天しました。 朝はご飯と味噌汁に慣れ親しんだ自分にとっては。

 

妻とロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼとレンタカーを借りて旅行した時は2人分を頼むと食べきれないことが分かったので、それ以降は一人分を頼んでシェアしていました。 ケーキもでかいし、生クリームたっぷり。こんなサイズを日本で売ったら面白いかもね。

 

すべてがビック!アメリカンサイズなんて。

 

仲良くなったアメリカ人にどこいっても量がすごいが、すべて食べることができるのか?と聞いたら多くは持って帰るそうだ。

それを聞いて安心した覚えがあります。 そうだよなあんなに毎日食っていたら早死にするわと。

 

最近読んだ本の「人体大全」という本にこの言葉がありました。 そうかアメリカ人も知っていたんだと驚きました。

 

日本では「腹八分目に医者いらず」という諺があります。 まさに長寿の諺です。病気にならなければ老衰で死ぬだけですから。

 

現代人はこの16000年以降飢えに苦しんだ経験から満腹は幸福と錯覚しています。 外食産業では食べ放題のお店が乱立して、食べ散らかしている状況は、あたかも「千と千尋の神隠し」の両親が料理を貪り食って豚になるシーンを見ているようです。

更にそれで肥満になり、健康診断を受けて、高血圧、高脂血症、糖尿病と診断されて、病院に行かされて薬をわんさか飲まされます。

 

このような生活習慣病ベルトコンベヤーに載せられて寿命を縮めて、死ぬまで高い薬代を払いつづけるシステムから早く下りることを望みます。

 

日本には「腹八分には医者いらず」という諺があることをお忘れなく。