シミケシサプリでコレステロール低下
シミケシサプリでコレステロール低下
1年以上弊社のシミケシサプリを買ってもらっている方からコレステロール低下したと連絡ありました。
また2週間はおしっこがすごい臭くて頻尿になったけど、それ以降はふつうになったともコメントありました。
まあこれは体液が汚れている人には当たり前に起こることだからまあねえ
利水剤で体液を浄化できる処方でなぜコレステロール低下したのか? 謎でした。
ちょっと調べてみると、以下の通りでした。
配合生薬は黄耆、南蛮毛、オウゴン、ローズマリー、桂皮、イチョウ、マンゴスチン、虎杖根です。
NF-κBの抑制、AMPK活性化、抗酸化作用、胆汁酸促進作用によって炎症を抑制し脂質合成抑制、LDL酸化防止、コレステロール吸収抑制し、その結果血中コレステロールが低下したものと思われます。
ようは体内の代謝経路がスムーズに動きだしたということでしょうか よどんでいる川がきれいになってサラサラ流れるようになった感じです。
*NF-κBは聞きなれないのでここに簡単にまとめます。
1. 炎症反応の制御
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NF-κBは、TNF-αやIL-1βなどの炎症性サイトカインの発現を促進します。
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細菌やウイルスの感染、組織損傷時に活性化され、炎症性遺伝子の転写を誘導します。
2. 免疫応答の活性化
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T細胞・B細胞の活性化・分化に関与。
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免疫系の「スイッチ」として働き、抗原刺激に対する反応性を高めます。
3. 細胞増殖・生存の促進
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抗アポトーシス(細胞死抑制)遺伝子(例:Bcl-2ファミリーなど)を誘導。
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細胞の生存やがん細胞の成長にも関与するため、NF-κBの過剰な活性化は発がんリスクとも関係します。
【関係する疾患】
疾患 | NF-κBの関与 |
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慢性炎症性疾患(リウマチ、炎症性腸疾患) | 過剰活性によって慢性炎症を維持 |
がん(胃がん、大腸がんなど) | がん細胞の増殖・生存促進 |
神経変性疾患(アルツハイマー病など) | 神経炎症の一因とされる |
動脈硬化 | 血管内皮の炎症に関与 |
AMPKも聞きなれないのでここにまとめます
AMPK(AMP-activated protein kinase)は、エネルギーセンサーとして働く酵素で、細胞や全身のエネルギー代謝を制御する重要な役割を持っています。特に、エネルギーが不足しているとき(低ATP・高AMP状態)に活性化され、エネルギーの節約と産生を促します。
🔬【AMPKの主な働き】
1. エネルギー代謝の調節
状態 | AMPKの働き |
---|---|
エネルギー不足(AMP↑, ATP↓) | AMPK活性化 → ATPを作る方向にシフト |
エネルギー充足(ATP↑) | AMPKは不活性状態 |
2. 具体的な作用
✅ エネルギー産生を促進(ATPを増やす)
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糖の取り込み促進(GLUT4の移行促進)
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脂肪酸の酸化促進
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ミトコンドリアの新生促進
❌ エネルギー消費を抑制(ATPを節約)
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脂肪合成・コレステロール合成の抑制
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タンパク質合成の抑制(mTOR経路の抑制)
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糖新生の抑制
⚙️【AMPKが活性化されるきっかけ】
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運動(筋肉のATP消費)
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空腹・断食
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低酸素状態
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メトホルミン(糖尿病治療薬)などの薬剤
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ポリフェノール(レスベラトロールなど)
🧪【AMPKが関与する疾患や機能】
機能/疾患 | 関連 |
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糖尿病・インスリン抵抗性 | AMPK活性化でインスリン感受性↑、血糖低下 |
肥満・脂質代謝異常 | 脂肪分解↑、合成↓で代謝改善 |
老化・寿命延長 | ミトコンドリア活性やオートファジー↑により、細胞の健康を維持 |
癌 | 一部では腫瘍抑制効果(mTOR抑制による) |
他にもワーブルグ効果を反転させることが分かっています。
AMPKとNF-κBは拮抗的な関係にあります
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AMPK活性化 → NF-κB抑制(炎症抑制)
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逆に、慢性炎症(NF-κB活性化)状態ではAMPKの活性が低下し、代謝異常が進行することがあります。
現代人は慢性炎症の人が多く、糖尿病も多いことからNF-κBが活性化している人がいかに多いのかということでしょうね。