食品開発展 出展品目紹介 夜交藤エキスパウダー

食品開発展 出展品目紹介

 

睡眠力素材 夜交藤エキスパウダー

 

夜交藤はやこうとうと読みます。 中国では医薬品に分類されていて、鎮静催眠、抗不安で使用されています。

日本では夜交藤は非医に分類されており、食品で使用できます。

 

植物は何首烏の地上部です。何首烏は発毛、白髪、強壮薬で使用されています。 

 

夜交藤にはアントラキノン系の加化合物がふくまれております。 この成分がセロトニン分泌促進作用があります。

 

 

主なSSRI・SNRについて

 

  • SSRI(例:フルオキセチン、パロキセチン)

    • セロトニン再取り込みを阻害し、脳内のセロトニン濃度を上昇。

  • SNRI(例:デュロキセチン、ベンラファキシン)

    • セロトニンとノルアドレナリンの両方を増加。

  • 臨床効果:うつ病、不安障害、慢性疼痛などで科学的に有効性が確立。

  • ただし副作用も多い:吐き気、性機能障害、離脱症状、まれに自殺念慮の悪化。


3. 夜交藤と SSRI/SNRI の比較

項目 夜交藤エキス SSRI/SNRI
主な作用 鎮静・抗不安・抗酸化・軽度抗炎症 セロトニン/ノルアドレナリン再取り込み阻害で神経伝達を増強
効果の強さ 穏やか(不眠・軽い不安・神経過敏に有用) 強力(中等度〜重度うつ、不安障害、疼痛にも適応)
科学的エビデンス 動物実験や少数臨床報告にとどまる 大規模臨床試験あり、エビデンス確立
安全性 比較的安全、副作用はまれ(高用量で肝障害報告あり) 副作用・離脱症状が一定割合で発生
長期使用 伝統的に長期服用されるが肝機能注意 長期使用可だが依存的服薬・離脱症状の問題あり

 

以上から現代医療の合成薬品に比べると切れ味はあまりよくないが、穏やかで効果が期待できるハーバルメディスンであることは言えそうです。

 

また腸内のセロトニンも動かすので腸脳幹経路から中枢神経系でのセロトニンも動かしてくれます。