アセトアミノフェンのあまり知られていない作用
アセトアミノフェンのあまり知られていない作用
非ステロイド系抗炎症薬はアルツハイマーのリスクを軽減しますが、その下にあるメカニズムは不明です。グルタミン酸励起毒性はアルツハイマー病、パーキンソン病に関与しています。アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェンのドーパミン作動性ニューロンを保護するかどうか調べた人がいました。3つの薬すべてはグルタミン酸塩によるドーパミン取り込みの減少を優に減弱させ、神経細胞の完全性の保存を示しているそう。
この結果、アセトアミノフェン、イブプロフェンはドーパミン再取り込み阻害をすることでドーパミン濃度を上げることをするそうです。
これはなんとなくわかるような気がします。和多志が風邪気味になるといつも飲むのはアセトアミノフェンの総合感冒薬ですが、これを飲むとちょっとテンションが上がってくる感じがあるからです。
アセトアミノフェンにしてもイブプロフェンにしても古い薬ですから、安全性が非常に高い薬ですから安心して飲めます。
市販ですとアセトアミノフェンはタイレノール、バファリン小児用など、イブプロフェンはイブがあります。
薬を真っ向から否定するのではなく、うまく使いこなせればよろしいかと存じます。