がんじがらめの薬局の内情
がんじがらめの薬局の内情
日本の医療は医師会が強すぎてまったくもんて医薬分業にはなっておりません。
病院からは診断名は非開示。処方箋には病名は記載はありません。したがって診断名がないので、いったいどんな診断をしたのか不明。 薬だけです。 薬には様々な効能があり、適応が異なる場合もあります。
ジェネリック薬品へすんなり変更できないように、先発医薬品メーカーが適応追加してすぐに変えられないようにしている薬もあります。
剤形がことなると変更できないとか、5mgとか規格が違うと病院に確認しないと変えてはだめとかがんじがらめです。
本来の医薬分業というのであれば、診断は開示して、処方箋を発行してもいいですが、私が思うに診断書をもって薬局にいき、薬局でその診断書から、患者さんの最適の薬を処方するというのが医薬分業ではないかと考えています。 診断名も不明、処方権もないというのでは、それは薬局は薬を出すだけの自動販売機と揶揄されてもしょうがないです。
またポリファーマーシー問題や、処方カスケードとかいう前に、病院への漫然処方への罰則、健康保険組合からの医師会への圧力をかけないとだめだと思います。
アメリカでは薬が使えるかどうかは保険屋に聞きますから。 保険効かなかったら自費になってしまうので。
日本でも健康保険組合、国民保険組合もどんどんジェネリックを推奨とかレベルではなく義務にすべきだし、さらに、漫然処方を排除するとかもっと圧力をかけないと医療費はうなぎのぼりです。
小さな声でも薬局から発信できればと考えています。
国民の健康がかかっているのですから。