リンパの働き

リンパの働き

 

リンパとは何かとCHATGPTに聞いてみた。

 

リンパ(lymph)は、体内の液体の一種であり、リンパ系と呼ばれる循環系統を通じて体内を流れています。

リンパは血液と密接な関係があり、体液の一部として、細胞からの老廃物や余分な液体、細菌などの異物を排除し、免疫機能を果たしています。

 

主なリンパ器官としては、リンパ節(りんぱせつ)が挙げられます。リンパ節は、リンパ管に沿って配置された小さな臓器で、免疫細胞が集まり、異物や異常な細胞を排除する役割を果たしています。リンパ節は体中に広く存在し、特に頸部、腋窩(えきか)、鼠径部などに多く集中しています。

 

リンパ液は血液中の血漿から濾過されたもので、組織間液を回収し、体内の平衡を維持します。リンパ液はリンパ管を通ってリンパ節を経て最終的に大静脈に合流し、再び血液循環に戻ります。

 

リンパ系は体内の免疫機能を担当するだけでなく、栄養物質の輸送や水分の調節にも関与しています。リンパ系が正常に機能していることは、体内の健康維持に重要です。

 

あとリンパ液はpHがアルカリ性になっていて、酸性化すると流れが悪くなることもわかっています。

 

リンパの成分も聞いてみました。

 

リンパ液は血液の一部であり、血漿から濾過された液体ですが、血液とはわずかに異なる成分を持っています。以下は、リンパ液の主な成分です:

水分(水): リンパ液は主に水から成り立っています。この水分は体内の細胞と組織からの余分な液体や老廃物を収集します。

電解質: ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなどのイオンが含まれています。これらの電解質は神経伝達や細胞機能、酸塩基平衡などに重要な役割を果たします。

栄養素: アミノ酸、脂質、糖分などの栄養素も一部含まれています。これらの成分は細胞に必要なエネルギーや材料を供給するために重要です。

免疫細胞: リンパ液には免疫機能を担当するさまざまな免疫細胞が含まれています。これらの細胞は異物や異常な細胞に対抗し、体を保護します。

乳酸: 筋肉などで生じる代謝産物として、リンパ液には乳酸も含まれています。

微量元素: 亜鉛、銅、鉄などの微量元素も存在し、細胞機能に関与しています。

これらの成分がリンパ液を通じて組織や細胞の周りを循環し、細胞の代謝活動や免疫応答をサポートしています。

血管が通っている臓器などは問題ないですが、皮膚の表皮層には血管がないので、真皮層からシミ出てくるリンパ液(体液)が重要になります。

人間の體は部位によって異なりますが、生まれては死ぬことを繰り返しています。例えば赤血球は3か月で肝臓で破壊されます。

このような死んだ細胞は代謝されて、ごみとなり、大腸に排泄されていくことになります。

 

現代医療ではリンパという言葉は存在していますが、リンパ科とかありません。 血管、骨、そのまま見える部位に関しては診療科はありますが、リンパというのは血液とはことなる体液なのでとらえどころがありませんので、科がないのでしょうねえ。

 

以上から、リンパの働きというのは実に重要で、血液からシミ出る栄養成分や細胞死から発生するごみを運んでくれる重要な組織ではないかと思うわけです。

 

現代医療では体液に効く薬はありませんが、漢方ではあります。

 

利水作用と呼ばれるものです。 利水作用というのは例えばプールで循環させてごみを取ることをいいます。 プールでこの循環システムがなければ、藻が発生し、ボウフラが湧いてくることになります。こんなプールで泳ぎたくないですよね。

このプールでボウフラが湧いた状態のことを漢方では痰濁(たんだく)といいます。

 

天気痛というのはこのリンパの流れが悪い人に起こります。 それを治すには五苓散、苓桂朮甘湯などの利水処方を使います。

 

これからどんどん注目されてくるリンパ。 

 

天気が分かる人は五苓散を試してみる価値は十分にあります。