コロナに効いた? 新漢方?
コロナに効いた? 新漢方?
中国国家中医医薬管理局での発表でだそうですが、コロナに効いたということで以下の処方が公開されているそうです。
麻杏甘石湯、射干麻黄湯、小柴胡湯、五苓散の処方を混ぜたものらしいです。 さすが漢方の国、中国。
日本では射干麻黄湯は医薬品では認められていないので製造販売できないですね。
配合生薬は麻黄、炙甘草、杏仁、石膏、桂皮、沢瀉、猪苓、白朮、茯苓、柴胡、オウゴン、半夏、生姜、紫苑、款冬花、射干、細辛、山薬、枳実、陳皮、藿香です。
すごい量です。この中であまり使用しない生薬は紫苑、射干です。
紫苑 止咳平喘薬に分類されます。 シオンの根を用いて紫苑として使用します。抗菌作用や鎮咳・去痰作用などがあります。抗菌作用となっていますが、抗ウィルス作用があるかもしれないですね。
射干 清熱解毒薬に分類されいます。 アヤメ科アヤメ属ヒオウギの根っこ。
ノドの腫れ、ノドの痛み、せき、多痰、呼吸困難、喘鳴 などに応用されます。
薬理作用的には 消腫作用、鎮咳作用、呼吸改善、鎮痛作用、解毒作用、去痰作用、解熱作用があります。
これだけの生薬を調合して煎じて飲むのは大変です。
もうコロナは5類になったのでそんなにびびらんでもいいですが、インフルエンザにもこの処方は効くでしょうね。 コロナに効いていたのであれば。
ちなみに予防には効果がないそうな。