デスルフォビブリオ属

デスルフォビブリオ属

 

硫酸塩を還元して硫化水素にする菌。 配管などの腐乱臭はこの桿菌の影響だそうだ。

 

ようはくさい屁をする人はこの菌がたくさんいるわけで、ハラが腐っているといってもいいのだろうね。

 

この菌が増殖すると屁は臭くなるが、さらに悪いことにロイシンをたくさん生成してしまうことで、免疫系の活性を落とすようです。

 

骨髄由来免疫抑制細胞という細胞が増えて免疫を抑えてしまうことがわかっています。

 

  1. デスルフォビブリオ属が腸内で増える原因

    1. 硫酸塩の多い食事
      硫酸塩を多く含む食品(例:加工食品、防腐剤、乾燥フルーツ、特定の飲料)を摂取すると、デスルフォビブリオ属が増える可能性があります。

    2. 動物性タンパク質の多い食事
      動物性タンパク質(特に赤身肉)は腸内で代謝される過程で硫化物を生成し、硫酸還元菌の増殖を助けることがあります。

    3. 腸内環境の乱れ
      抗生物質の使用、不規則な食生活、ストレスなどが腸内フローラのバランスを崩し、硫酸還元菌が優勢になることがあります。

    4. 低繊維食
      食物繊維の摂取が少ないと、腸内での善玉菌の活動が低下し、デスルフォビブリオ属のような悪玉菌が増殖しやすくなります。

    おならの臭さとの関連

    デスルフォビブリオ属が生成する硫化水素は、腸内ガスの臭い成分の一つです。硫化水素の濃度が高くなると、以下のような影響があります:

    • おならがより強い臭いを持つ:硫化水素は特有の腐卵臭を持つため、臭いが強くなる原因となります。
    • 腸内ガスの他の成分との相互作用:硫化水素はメタンや二酸化炭素と混ざり合うことで、ガスの全体的な臭いをさらに悪化させることがあります。

    改善方法

    1. 食事の見直し

      • 動物性タンパク質の摂取を控えめにし、植物性タンパク質を増やす。
      • 食物繊維(野菜、果物、全粒穀物など)を多く摂取する。
    2. プロバイオティクスとプレバイオティクス

      • 善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌など)を含む発酵食品を摂取する。
      • 善玉菌のエサとなるプレバイオティクス(オリゴ糖、イヌリンなど)を含む食品を取り入れる

     

硫化水素が腸内に増えるとそりゃ屁が臭いよなあ。