アオノリュウゼツラン

アオノリュウゼツラン

 

学名 Agave americana リュウゼツラン科  いつも通る道にアガベだーと思っていたのですが、 なんとそのアガベから花が咲いていたいので思わず撮ってしまいました。 あとで調べるとこの花は100年に1度咲いて、枯れてしまうそうです。 このアオノリュウゼツランは100年前から生えていたのかな。 とっても貴重な瞬間に出会ったようです。

秀樹感激!です。(笑)

 

もうすこしうまく取れればいいのですが、とにかく4メーターくらいあるので下からしかとれなったです。

 

【アオノリュウゼツラン】

アオノリュウゼツラン

 

 

食用 日本ではほとんど利用されていませんが、心皮はサッカリン質に富み、焼いて食べることができるそう。甘くて栄養価が高いが、どちらかというと繊維質。

種子-粉にしてスープのとろみ付けに使ったり、パンを作るときに穀粉と一緒に使ったりもします。花茎-炒って食べれます。アスパラガスのように利用できます。切り取った花茎の樹液はシロップとして利用(アガベシロップ)しています。

 

薬用 アガベの樹液は中央アメリカで古くから傷口に湿布として使われる様々な粉末の結合剤として使用されてきています。また、樹液は下痢や赤痢などの治療に内服することができます。樹液は防腐,発汗,利尿,緩下作用があります。

刻んだ葉の煎じ薬は瀉下薬,葉の汁は打撲傷に塗布して使用します。

消化不良,鼓腸,便秘,黄疸,赤痢の治療に内用される.樹液には殺菌作用があり、胃や腸の腐敗菌の繁殖を抑えるために内服することができます。リュウゼツラン繊維を1日浸した水は、頭皮の殺菌や抜け毛の際の強壮剤として使用できる。

葉からはステロイド薬の前駆体が得られるそうですが、詳細は不明です。根と葉のガムは歯痛の治療に使われます。根は発汗作用と利尿作用がある。梅毒の治療に使われていたそうです。 すごいてんこ盛りの薬草ですね。

万能薬です。 

 

花言葉 気高い貴婦人

 

撮影地 愛知県知多郡東浦町

 

 

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