ヒメムカシヨモギ

ヒメムカシヨモギ

 

学名 Conyza canadensis  キク科の植物  北アメリカ原産の帰化植物  雑草中の中の雑草として世間では認識されています。

 

この雑草中の雑草のヒメムカシヨモギは海外では民間療法で相当利用されてきています。

 

 

        【ヒメムカシヨモギ】

ヒメムカシヨモギ

 

食用 葉
葉:100gあたりのタンパク質:14.9g、脂質:1.8g、カルシウム:1010mg、リン:280mg、 カリウム:2610mg

 

薬用  収斂  利尿  赤痢  吐き気止め  ホメオパシー 低血糖  嘔吐止め 強壮剤 駆虫

北米の伝統的な薬草療法では、汗蒸幕用の蒸気を作るために煮沸され、風邪の最中にくしゃみを刺激するために嗅ぎタバコとして飲まれ、虫除けの煙を作るために燃やされていた。今日では、その収斂性が最も評価され、下痢や赤痢などの胃腸疾患の治療に用いられている。出血性の痔の治療にも非常に効果的であると言われている。

植物全体が抗リウマチ、収斂、利尿、催乳、強壮、駆虫作用がある。花が咲いていればいつでも収穫でき、新鮮なうちに使用するのが最適である。乾燥したハーブは1年以上保存してはならない。種子も利用できる。植物の煎じ薬は下痢や内出血の治療に、あるいは淋病や出血性痔核の治療に外用されてきた。葉は実験的に血糖降下作用がある。葉に含まれる精油は下痢、赤痢、内出血の治療に用いられる。

子宮刺激作用があり、扁桃腺の炎症、喉の潰瘍や炎症の治療にも有用とされる。根を煮出したお茶は月経不順の治療に用いられる。この植物からホメオパシーの治療薬が作られる。痔や月経痛の治療に用いられる。

相当の万能薬です。 外来植物は日本にはなじみがないので、余計に利用されないのでしょうねえ。

 

花言葉 ひとなつっこい

 

撮影地 愛知県知多郡阿久比町

 

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