ノラニンジン

ノラニンジン

 

学名 Daucus carota セリ科の植物  東アジアから地中海原産の帰化植物  

 

野良人参というからには日本原産かと思ったけど帰化植物とはおどろき。

 

          【野良人参】

ノラニンジン

 

食用 

根 は細く糸状で調理して食べれます。花序はフライにすることで、人参風味のグルメ向けのおつまみになります。香りの良い種子は、シチューなどへの風味付けに使用されます。乾燥させた炒った根は粉末に挽かれ、コーヒーの製造に使用されます。

 

薬用 

野生のニンジンは、利尿作用を有する芳香性ハーブで、消化管を鎮静し、子宮を刺激します。優れた浄化作用を有する薬草で、肝機能を支援し、尿の排出を促進し、腎臓による老廃物の排出を助けます。

 全草は駆虫作用、整腸作用、利尿作用、乳汁分泌促進作用、眼科用、刺激作用を有します。

煎じ液は消化器疾患、腎臓や膀胱の疾患、浮腫の治療に用いられます。

葉の煎じ液は、膀胱炎や腎結石の形成を予防し、既に形成された結石を縮小するために使用されてきました。

人参の葉には、下垂体を刺激し、性ホルモンの分泌を増加させるポルフィリンが豊富に含まれています。

この植物は7月に収穫され、後で使用するために乾燥されます。

花の温水煎じ液は糖尿病の治療に用いられてきました。特に栽培品種の新鮮な根をすりおろしたものは、糸状虫の治療薬として使用されます。

 根はまた、遅延した月経を促進するためにも使用されます。野生植物の根は子宮収縮を引き起こすため、妊娠中の女性は使用すべきではありません。根から作られたお茶は利尿作用があり、尿路結石の治療に用いられてきました。

 種子は利尿作用、消化促進作用、月経促進作用、駆虫作用を有します。浸出液は浮腫、ガスによる消化不良、月経障害の治療に用いられます。種子は伝統的な「翌朝用」避妊薬として用いられ、この信念を支持する一部証拠があります。さらなる調査が必要です。にんじんの種子は流産誘発作用を有するため、妊娠中の女性は使用すべきではありません。

 

花言葉 幼い夢

 

撮影地 青森県 むつ市

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