日本は信頼文化
日本は信頼文化
日本は相互信頼の社会です。 不信文化ではないです。
ビジネスでも人付き合いでも家族もどんな関係でも信頼がないと何も進まないです。
私はサラリーマン時代大変貴重な経験をしました。 経営者が変わったとたん会社内が不信文化になりました。 私だけが信用されていないというわけではなく、全社的に不信となりました。
逆に言うと以前の経営者は社員を信用していたということになります。
ビジネスでは信用はとても分かりやすいです。 与信という言葉があるように。
初めての取引では前金とか条件だしますが、信用がついてくると売掛を認めてくれるようになります。
相手がちゃんとお金を払うのかどうかがポイントです。 買う方からしたら商品やサービスを提供してくれるのだろうかと心配になります。お互い不信同士なら、ビジネスは成立しませんね。
日本以外では不信文化だと思います。 日本人ではだます方が悪い文化ですが、日本以外はだまされる方が悪い文化です。
契約書は見ると明らかに違います。 海外の契約書は分厚い分厚い。 与信のところから始まっているので基本契約書は厚くなります。
なぜ日本ではそう言った文化なのか?
私が思うにお金だけで動く人たちではなかったからだと思います。 商売以前に人間であり、人としてのお付き合いを誇りをもってしていたのではないかと。
相手がいくらお金を持っていても仕事を受けなかったりしたのではないかと。
逆に感銘を受ければ、お金ももらわずにただで奉仕してしまったり。
そこのには相互信用ではなくて相互信頼まで高めていたからできることなんだと思います。
しかしながら中国でも実はこの関係は見られます。 相互信頼を築いた関係では、中国人は家族レベルまで信頼されます。
ここまで書くと結局日本人でもそうではなくとも相互信頼が築くことができればすべて同じではないかと最近思うわけです。