過ちがあるから信用する
過ちがあるから信用する
過ちはそんなにたくさんあっては困るが、過ちは実は信用が発展していくチャンスなんです。
私がサラリーマン時代、素晴らしい上司がこう教えてくれました。
「いいか、悪い情報は直ちに言いなさい、逆に良いことはにやにやしてあとで言えばいいぞ」
変なこと言うなあと思っていましたが、確かに人の心理では悪いことは言わないし、いいことはすぐいいますよね。 これを突き詰めれば裸の王様になってしまいますが。
これは社内の話ですが、これが社外となるともっと重要な意味を持ってきます。
私はメーカーの人間ですから、異物がはいったとか規格はずれたとか、色が違うとかいろいろ起こります。
このようなクレームにたして、回答をすぐしないなどの対応をしたらどうでしょう?
お客さんは不安になるだけですよね。
でもこのクレームの時に、迅速に対応して誠実な対応したらどうでしょう。 評判はあがります。
信用から信頼になる可能性があります。
信じて用いる段階から、信じて頼られる存在になるのです。
起こしてはいけないクレームですが、このようなことがあるのです。
ですから逃げたくなるような状況でも誠実に対応すれば道は開けると私は信じています。