和多志にとっての新単語 韜晦(とうかい)

和多志にとっての新単語 韜晦(とうかい)

 

知らない単語に出会った時には無知の知を思い知ります。

 

韜晦(とうかい) これは本当に日本語なんだろうかと。

 

韜: かくす 剣や弓を入れる袋を意味します。 

 

晦: 光がなく暗いこと くらます 大晦日(おおみそか)

 

以上のことから、自分の才能、地位をごまかしてわからないようにすること、他人の目をくらまし、かくすこと。

 

 

これは日常ではまったく使ったことはないし、聞いたこともないです

 

しかし現在の社会ではフェイクばかりでいったい何を信じていいのかわからないくらいひどい状況からすると、韜晦というのは、たくさんあるように思います。

 

この韜晦はいい意味でも、悪い意味でも使うようです。

 

悪い例 彼は会社のお金を盗んで韜晦した。 

 

よい例 自己韜晦は自己主張をせず、謙虚な状態。

 

しかしもともとは、昔、中国人が他の人に加害されないように自分の安全を守るための生存術だそうです。

 

確かに、地位やお金をもっていると、態度が変わる人もいるし、暴徒化して襲われる可能性もあるからです。

 

さすがに現代では襲われることはないでしょうが、地位やお金だけを見て生きている人がやぶ蚊のようによってきますから。

 

韜晦、 今回も勉強になりました。

 

前の記事へ

«

次の記事へ

»