和方薬 伊保多(イボタ) 2022/10/27 代表ブログ 和方薬 伊保多(イボタ) 伊保多はイボタロウカイガラムシの幼虫が枝や幹に分泌した蝋状の物質を精製した生薬です。 イボタロウカイガラムシは、モクセイ科のイボタノキやトネリコに寄生します。 伊保多蠟は成分として、脂肪酸のセロチン酸やイボタセロチン酸、セリルアルコールなどを含有。止痛や止血、生肌に効果を示します。 初めて聞きました。 ほぼ流通していないのではないかと存じます。 効能効果は肺病、肋膜炎、リウマチ、止血に応用していたようです。 前の記事へ« 映画 ハウ 次の記事へ文献情報 苦茶 »