映画 テレビで会えない芸人

映画 テレビで会えない芸人

 

和多志は映画が好きでよく見に行きますが、映画にもメジャー、マイナーとあって、こういった映画はマイナーな映画で、大手の映画館では100%上映されず、ミニシアター、自主上映会で上映されています。それだけメッセージ性が強いのでしょう。 娯楽ではなく伝えたいことがある情報映画だと理解しています。

 

この映画を見て感じたのは、日本のメディアにはタブーがあるということです。該当インタビューも、仕組まれているという話もあります。 クライシスアクターというそうですが。こんな仕事もあるのかと驚きましたが。

 

テレビ局の意向通りのコメントをする必要があるのです。 以降にそわないとテレビに出演できません。 これが現代のメディアの実態の様です。

 

この主演の松元ゲンさんというのは、どんな芸人なのか? ネットで検索すればわかりますが、政治ネタ、憲法9条など、テレビではなかなか言えないことをネタにしているのです。

 

日本は報道自由度世界ランキング67位だそうです。このランキングもほとんどの国民は知らずに生きているでしょう。

 

いったい何がこのような堅苦しい日本を形成しているのか? 目に見えない鉄格子はなんなのかです。 常識、倫理観、道徳観、宗教観で私たちは見えない縄で縛られており、首輪をつけられているのです。

 

極端な例では「死」です。 身近な環境から「死」が遠ざけられました。 死なない人はいないのに、自宅で死ねることはできません。 ほぼ病院で死なされます。 また病院では「死」は敗北です。ですからできるだけ生かそうとします。意識があろうとなかろうとです。食事がとれなくても生かします。

なぜこんなことをするのか?です。 「死」から遠ざかればいつかは死ぬという死への考えをしなくて済むようにしているのです。 生きることへの活力を失うのです。 人は死を意識するので、生きる活力を得ることができると和多志は考えています。 武士道はそうです。常に死を意識して生きていました。

 

身近な例では性です。 和多志は銭湯が好きでよくいきますが、陰茎を隠しながらお風呂に入る人が多いですね。 それは陰茎ははずかしいものととう常識を刷り込まれたものです。子宝というのは大変重宝され、神様に祭られています。それだけありがたいものなのですが、はずかしいものとして刷り込まれています。

 

小さな子供さんたちはそういった洗脳を受けていないので、何も恥ずかしがることもなくふりちんでお風呂にはいっています。 和多志もですが。

 

こうやって知らず知らずのうちに何かを刷り込まれているのです。 現在のメディアはそれに相当加担していると和多志は感じています。 

 

一度も海外にでたことがない人は、世界がいかに自由なのかを肌で感じた方がいいので、海外にでることをお勧めします。 

 

そんな学びのある映画でした。

 

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