和多志にとっての新単語 進取の気性(しんしゅのきしょう)
和多志にとっての新単語 進取の気性(しんしゅのきしょう)
「日本人とは何か一枝の桜」本を読んでいるときに出てきた表現です。 初めて見ました。読み方がわからない。意味が分からない。 こういう時はネットは便利ですねえ。数秒で分かります。
従来の習わしにとらわれることなく、積極的に新しい物事へ取り組んでいこうという気質や性格を示す、言い回しだそうです。
ロシア人からみて、進取の気性に日本人が見えたということだそうです。 この本は1975年に出版されたので、その際は昭和の高度成長期であり、そのように見えたのでしょうかねえ。1955年から1973年までが高度成長期であり、出版が75年ということであるので、ちょうどタイミングはあっています。
その後昭和のバブルがはじけて平成の暗黒時代に突入していくわけですが、現代の日本ではこの進取の気性なんてかけらもなく、前例主義、教条主義で超保守的になってしまったようにみえます。
しかしこれから日本はそういった利権や過去のしがらみにとらわれない力が今後日本を切り開いていくのではないかと和多志は考えています。
1970年代の日本がそのようにとらわれていたとは意外でした。
勉強になりました。 ありがとうございます。