老化細胞とは何か 1
老化細胞とは何か 1
老化細胞の定義はストレスとか何らかの刺激を受けることで分裂しなくなった細胞のことをいうそうです。
この分裂しなくなった細胞はアポトーシスを起こしたり、マクロファージに貪食されますが、なぜかそういった処理が起こらず、ずっと居座る細胞がいることが60年以上前からわかっていました。
どうして死なないのか? どうやって生きながらえているのか? 最近の研究では、この老化細胞はさまざまな病気の原因ではないかとわかってきました。
専門用語では細胞老化随伴分泌現象を起こすことが原因ということです。この細胞老化随伴現象とは何か? それは「じじい汁」といえばわかりやすいですかね。
この「じじい汁」が健康な細胞に影響を及ぼし、慢性炎症を起こしていくのです。
似たような世界があります。国会です。たくさんのじじいがいて、ののしりあっています。寝ているじじいならいいですが、そこからじじ汁がでてきて若い人に栄養を及ぼすと考えると恐ろしい。 中には年の功の先生方もいらっしゃるので、全員が全員ではないことを付け加えておきます。
このじじい汁を出す老化細胞が蓄積していくとさまざまな病気になることまでわかっています。 がん、循環器系の疾病、糖尿病、白内障、アルツハイマー型認知症などなど高齢者に見られる病気のオンパレードです。
この老化細胞をなくせばいいのではと誰でも考えますよね