横社会の到来

横社会の到来

 

この言葉は和多志が尊敬している藤原直哉先生がしきりに言っている言葉です。

 

現代は縦社会であり、ピラミッドスタイルです。 まあ組織として統制をとるにはいいやり方なのでしょうが、これからはこの縦社会というのはあまり機能しないのではないかと和多志も感じます。

 

たとえばン日本の官僚制度であれば、見事なピラミッドで高級官僚のピラミッドと役人ピラミッドがあります。高級官僚は出世するのに地方の役所に出向して実績を積みます。

役人ピラミッドでは高級官僚が税務署長とかになるので、いくら頑張っても税務署長にはなれません。またこのようなピラミッドでは情報がコントロールされていて、部長クラス、課長クラス、係長クラスと情報が異なります。 末端はそのような情報がないまま、仕事の指示だけがくるので納得いかない仕事でもやらざるを得ません。 また権限の委譲もほとんどないので、稟議書など判子だらけになっていきます。

このような組織は支配者層からすると実に都合がいい仕組みです。ですから間接支配をするのに実に便利です。  

 

縦社会というのは連携を取ることがありません。 また仕事も誰を見て仕事をするのかというと、上司しか見ることはありません。決裁者をみて仕事をすることになります。

サラリーマン時代はよくそういった方をお見受けしました。 処世術にたけている人はやはり出世は早かったです。

 

ホンダらすーだら伝説は事実ですね。 ゴマすりはいつでもどこでも有効です。

 

嫌な上司でも縦社会ではごまをすっておきましょう。 

 

しかし縦社会はほぼ行き詰ってきています。 藤原直哉先生はこれからは横社会であると。

 

横社会というのはお互いが手を取り合って得意なことを出し合う関係です。 また情報コントロールもありません。 お金も必要なくなるかもしれませんね。

 

和多志もサロンをやっていますが、代金をもらわないでやっている方もいます。

 

飲み代で払うというものです。和多志からしたら物々交換みたいになっています。

 

収入にはならないけど、お腹膨れてお酒のんで楽しめる。 税金もかからない。

 

物々交換はいいです。 

 

先日も書類作成して、お客さんがいくらときくので、御社の扱っている商品で物々交換でといったら、お茶さんなので、たくさんお茶を送ってくれました。 こんなに買ったらいくらになるんだろうって。 送る方は原価で計算しているだろうなと思いながらありがたく頂戴しました。

 

體については和多志は脳が社長でピラミッドの関係ではないかとずっと思われていましたが、體の組織は横社会の3D版ではないかと最近分かってきました。 医療では中枢と末梢という言い方をしますが、どうも脳に指示をだす脂肪細胞があったりしているようです。

ですから私は横でもなくて脳を中心とした3D組織構造ではないのかと考えています。

中枢という言い方も末梢という言い方も正しくはないかもしれません。

 

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