スクラップアンドビルドが始まっている

スクラップアンドビルドが始まっている

 

和多志の業界では流通小売が絶大な力をもっているが、それが壊れ始めています。 とにかく安ければ買う。売れるとわかっているものしか扱わないという要求に疲れ果てているのです。

 

価格の制限があり、効果の量は入れれず、メーカーはこんな量では効果がないけど仕方がないというあきらめが蔓延。

 

このような構図に弊社もそうであるが、アップルを見習ってファブレス経営になりつつあります。

 

それは企画開発を自ら行い、製造は他社に依頼して販売を自ら行うというやり方です。

 

レストランもそうです。たとえば農家レストランとか、産地直送とか、お米農家がネットで直接消費者に販売したり、流通や小売りをすっ飛ばして販売しているケースが目立ってきました。 いい商品が安く手に入る。作っている人の顔が見えるという安心感もあるのでしょう。

 

先日びっくりしたのは、それがメディアにも起こっているというのを聞いたのです。

 

NHK紅白歌合戦は以前は国民的番組でしたが、今回の番組では韓国のグループが5組も出ていて、韓国に乗っ取られたのかなと邪推しておりましたが、そうではなく、実はNHKの出演料が破格の安さで日本人歌手の出演を断られているということでした。

いままではNHKにはステータスがあったので紅白歌合戦出場ということで稼ぐことができたそうですが、現在のステータスは地に落ちてしまっているそうです。

 

芸能人や歌手は事務所に所属してお金をもらうやり方をしていますが、その事務所の中抜きがひどくしばしば事務所と喧嘩別れしたりしています。

 

この構図はどの業界でも起こっているのでしょう。 メディア自体が個人でも発信できるし、放送番組ができてしまうのです。 新聞にしたってできてしまいます。

ネットが普及してから、メディア、買い物、情報などが激変してきました。

 

これが当たり前になると、いっちゃあ悪いけど、中抜き業者は一層されて、消費者には本当に良い商品が安く手に入る世界になっていくのでしょう。

 

医薬品業界ではそういった流れは処方箋薬の業界で起こりました。大型メーカーの合併、倒産、卸業界の合併倒産を経てきています。 次に来るのが病院の倒産がひしひしと迫っているように感じます。

 

病院が倒産したら、コンビニよりも多い薬局も倒産していくでしょう。 それか無人化していくことになるでしょうね。 薬だけ出すなら、WEB投薬でボックス受け取りで十分だし。

 

病院は患者さんのために真剣に治療しているところ、薬局も患者さんのために薬の管理をしていく薬局は残っていくでしょうが、それ以外、もうかるからやっているところは、哲学がないし、経営理念もない。今だけ金だけ自分だけの世界で生きている経営者はあぶりだされるだろうなあ。

 

2023年は本物の年の始まり始まり。 まさにスクラップアンドビルドです。 

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