正義感とは何か

正義感とは何か

 

この考え方ことこそ、戦争の元になる考え方です。

 

身近な例ですが、保育所の職場で許せない人がいると相談を受けました。 理由を聞くとあいさつをしても無視する。上司に対してはおべっかを使う。子供達に威圧的に振るう。その結果子供たちはビビッてしまい、怖がっている。こんな人と一緒に仕事ができない。ということでした。

 

この許せないという判断ですが、これこそまさに正義感のあらわれです。自分の基準に合わないからといって、一緒に仕事ができないと言っているのです。しかし、相手には相手の基準があってその基準で生活しているのです。

大切なのは、自分の基準に相手を合わさせるのではなく、相手の基準を知り、理解することが大切です。受け入れる必要はありません。理解するということです。

 

まさに人間関係とは基準が違う者同士の関係でいかに物事をスムーズに動かすかに着きます。

 

友人関係であれば好き嫌いで済みますが。仕事となると、業務上の関係が重要視されます。業務上の関係で好き嫌いで判断さしてたら業務は進みません。では、どうしたらいいのかです。

相手の基準と自分の基準と合わせて違いをまず知ることが肝要です。

 

自分の基準も正しいんですが、相手の基準も正しいということ。

自分の基準に合わないからといって、相手の基準が間違っているということはありません。

もしこれを主張すれば、まさにそれが正義感となります。

 

このような考え方をするすればするほど。人間関係はもめていくでしょう。職場は殺伐としいつもセンシティブな状況が蔓延しなごやかな雰囲気は無いでしょう。

私はこれが正義感の本質だと。考えています。

 

この場合相手の基準を見てみましょう。

〇上下関係を明確にする 自分より上か下を分類する。

〇上に対しては挨拶や会話を行い印象よくしておく。給料や昇進のためには必須である

〇上司のいうことには決して逆らわない

〇下に対しては挨拶も時間の無駄。意味がないことだから挨拶すらしない

 

自分の基準

〇上も下もなく公平に対応する

〇挨拶は誰でも気持ちよくする

〇昇給、昇進は興味がない

〇上司であっても間違っていたら意見する

 

まあ人生でどちらの基準を持った方が人生楽しめるのか人それぞれですが、明らかに相手の方が現社会では出世するでしょう。 しかし人生を楽しんでいるのは自分の方でしょうねえ。

何のために生きているのかも明確になりますね。 相手は自分の地位や名誉お金と明確です。

これほどわかりやすい人はいないでしょう。

 

しかし2023年から、仕事とはいったい誰の何のためにするものなのかが明確になってきます。 仕事とはサービスを受ける人と対価を払う人の関係です。

 

そのようなことが明確になってきたら、組織しか見ない基準を持っている人は今後絶滅危惧種になっていくでしょう。

 

正義感とは人それぞれの基準ということでした。 しかしこの基準というのはいったい誰があなたにきめた基準なのかは自分で棚卸した方がいいです。

 

自分で全部決めた基準というは100%ないです。 両親、学校、メディアなどなど知らず知らずに基準を作らされています。 一度見直してみると面白いと思います。

 

一番怖いのがこの基準自体を認識していないことです。 認識できていれば修正することも可能ですが、認識がないと、修正することは不可能です。