映画 チョコレートな人々

映画 チョコレートな人々

 

東海テレビが何年もかけて制作したドキュメンタリー映画を見ました。 知人から聞かなければ見行かなかっただろうが、もと東海テレビの職員だった人がいて、その映像を使うということで使用許可を求められたところから知ることとなりました。 

 

福祉とビジネスを両立させているすばらしい映画でした。 会社の型に合わせるとかそういうのではなく、社員のできることに焦点を合わせて、やれることをやっていく。ブランディングをして、妥協するところは妥協し、しないところはしないという姿勢の社長さん。 なかなかできることではないなと。

作業もできるだけ細分化して障害をもっている人でもできるように工夫していました。 できないから切り捨てるという考えではなく、何ができるのかをみつけて、できることをやってもらう姿勢には感動でした。

 

福祉での作業所というところの給料を知り愕然としました。 日給5000円ではないですよ。 月給5000円ですよ。

会社は障がい者を雇うと補助金がでますのでいやいや雇うけどね。支払いはどうなんかな。

 

それをこの会社では5万円から15万円と人並に支払っています。 どれだけ救われていることか。

 

また人に必要とされる、社会に役立っているという感覚を持つことでどれだけ充実している感情を持てるのかを実体験で示しているなと感じました。

この映画をみていて広島のチョークの会社を思い出しました。障碍者の方が、その会社で働けるとなったときに、うれしくて、うれしくて会社は8時半からなのに朝7時から門で待っているということでした。

 

勤労という言葉がありますが、やはり人間はどんな形でも働いて、人の役に立つことで、充実感を味わうことが幸せではないのかなと最近思います。 社会から障害があるということで切り捨て、高齢であるということで切り捨てる。社会では役割がないと、人に役に立っているという感覚がないと認知症になってしまうと和多志は思うのです。

 

 

 

まさにSSを実践している会社です。 CS,ES,SSとすべて達成しています。 こういった会社がどんどん増えていくことを心より願います。

 

近所にもあるので買いに行こうと。 応援したくなりますよね。こういう会社。 株を買って応援したい。

このように思われる会社が今後増えていくのでしょう。