七情の戒めとは
七情の戒めとは
仏教や東洋医学でこの七情の戒めは言われていますが、和多志は神道、和方が発祥ではないかと思います。
喜怒哀楽はよく使いますが、これでは4つです。
これに愛悪欲がついて7情です。
欲と怒りがもっとも徳を傷つけ、生を損なうとされています。
徳とは身についた品性。 社会的に価値のある性質。 善や正義にしたがう人格的能力のことをいいます。
最近は徳ということはあまり効かくなりましたねえ。 損か得かはよく聞きますが。
この戒めはなかなか言うが易し、実行はなかなかできるものではありません。
もしできれば毎日穏やかに過ごせることでしょう。
病氣はストレスと病名で発症しますので、この感情をコントロールすることがストレスにならないで病氣にならないことにつながることでしょう。
ストレスはもうほぼ日本語になっていますが、本来の日本語ではなかなか表現が難しく、和多志的には「歪(いびつ」という表現になるのかなと考えています。
自分を歪にしているのは、自分の感情であります。 他人ではありません。
この7情がストレスのもとであり、これらをコントロールできればストレスにはならず穏やかに暮らせることでき、内的要因の病気にもなりません。
中にはこういう人もいます。わたしを怒らせるあなたが悪い!あなたがいなければ、私は怒らなかった。
他には人を殴っておいて人を殴らせたあなたが悪い殴ったのは私だが殴らせたあなたが悪いという主張です。
このような考え方してれば、おそらく常に怒って脳波はベータ派丸出し。
イライラして何をやっても腹が立ってくるでしょう。
しかし、あなたに関わる事象事例はすべてあなたの受け止め方次第です。
あなたがそのように受け止めればストレスになりますし。
色々あるわねえとさらっと流すことができれば、特に腹が立つこともないでしょう。
また、意外なのが喜びもストレスになるということです。
有頂天になってはしゃげばはしゃぐほど次に来るのは落ち込むことになります。
浮き沈みの激しい感情になり。うつ病を起こしかねません。
つまり何が起こっても。平常でいろとは言いませんが、ある程度感情を味わったらすぐに元に戻すとよろしいかと思います。執着をしないほうがいいかと。執着は體を固くして病気を生み出します。
私は性格はもともと気が短かいので、イライラしやすいです。怒りやすい。最近はサンドイッチマンのネタを見て怒れてくるような店員さんがいると嬉しくなります。おー! ネタがここにあるわって、笑うことにしています。
対応が遅かったり、対応が悪かったりすれば、今日こんな人がいた、サンドイッチマンのネタになるよねという感じで流します。
人にはそれぞれペースがあり。私が遅いと思っても相手は普通だったり。私が早いと思っても相手が遅かったりします。多種多様を認めることが肝要ではないかなと思います。
この七条をコントロールできれば大半の病気は?病気にはならないと思います。ストレスによって過食をしたり、ストレスによって不眠になったり、ストレスによって疲労がわからなくなり、過労死したり。
いろんなことが起こってきます。日々穏やかに暮らすのが一番よろしいかと思います。私が一番気に入ってるのは、小林正観さんの行き方で、日々坦々と夢も希望もなく生きるというものです。
これは一見すると、絶望的に生きているように思えますが、実はこれはアンチテーゼです。日々、夢も希望もなく生きるということは今ここに幸せな気持ちで生きるという意味です。
時制を今に合わせていることになります。ややもすれば、未来に生きたり、過去に生きたりしてくよくよしたりして、将来こうなるかな?と夢を持って生きているよりも、今ここに生きていることのほうが大切だということを教えていただきました。
有難いことです。
病氣になってから治療は大変ですから、病氣にならないことが大切だと思います。