すばらしい日本文化「いただきます」
すばらしい日本文化「いただきます」
悪人正機説を極めていくと、人は生物を食べないと生きてはいけないことに気づきます。
つまり人間は生きているだけで悪人であるということ。
それを解決するのは「いただきます」だなあと最近思うわけです。
いただきます=あなたの命を頂きますでありますから、悪人であるというこを受け入れて、感謝して命をいただく。
親鸞のいうところの悪人であるほど救われるという意味が理解できるのではないかと考えています。
何気なく食前に日本人が言う「いただきます」にはこれだけの奥深さがあるのですね。
またご馳走様というのは食事を頂いた後にいいますが、これは食事を用意してくれたことに対する感謝の意味です。
御馳走様というのもすばらしい文化です。
食事しないで生きていくことはできませんし、自然に感謝し、命を頂けることに感謝して、自分とかかわる人に感謝して、他人の行為に感謝していきていく、このような日本に生まれて自分は幸せです。
日本人であることに誇りをもてる日本文化です。