食品添加物シリーズ
食品添加物シリーズ
今回はリン酸塩の毒性です。 リン酸塩は體にとって必要な物質ですが、過剰に摂取すると腎臓に負担をかけてしまい、腎機能の低下につながることがわかっています。
ではどのような食品に使われているのでしょうか
●五リン酸塩:肉製品、ハム、ソーセージ、ベーコン、魚製品、パン、クッキー、ケーキ、調味料、缶詰など
●トリポリリン酸塩:ハム、ソーセージ、缶詰、パン、ケーキ、調味料、スナック菓子、ジュース、ワイン
●リン酸二水素カリウム:ジャム、ジュース、スナック菓子、調味料など
●リン酸塩酸化剤:パン、クッキー、ビスケット、ケーキ、調味料など
これらの食品をみて避けることはできるのでしょうか?
五リン酸塩は酸化防止剤、安定剤、pH調整剤 保湿剤と幅広く使用されております。
トリポリリン酸塩は乳化剤、安定剤、保湿剤、膨張剤で使用されています。
リン酸二水素カリウムは酸味料、酸化防止剤、膨張剤、安定剤で使用されています。
そのまま食品添加物名が書いてあればいいですが、たいていは記載がありません。
安定剤と書いてあるだけではメーカーに聞かないとわからないことがあります。
そこまで調査して加工食品を食べたくないです。
あまりコンビニ弁当とか、超加工食品を食べる頻度を考えて生活したほうがいいでしょう。
健康診断をしている方は、eGFRという検査項目に注目してください。
これは腎臓の機能を表す項目です。 1分間に何ミリリットル腎臓で濾過できるかを表しています。
健康診断の基準では、60ml/分が基準となっています。 血液の量が4リットルくらいですから、66回濾過していることになります。
透析患者さんですとこの値は一桁です。 6ml/分だと、666回必要となり、すべての血液が濾過されるまで10日以上かかることになります。 このような状態になると體中がゴミだらけとなり、尿毒症を発症します。
このeGFRを注意しておいてください。 60以上あれば問題ありませんので。