令和はルールがない時代

令和はルールがない時代

 

藤原直哉先生のことが好きでよく講演を聞いていますが、なるほど!と感じたことがありましたので、ここに書きます。

 

今の令和はルールがない時代だそうです。 それはどういうことだろうかと思いじっくり聞き入っていましたが、今までの常識が壊れて、再構築していくことなるのでそのように表現されたようです。

 

確かにいままではきちんとルールがあり、ルールを守ることが正しいとされてきました。

 

これからはそのルール自体がなくなり、自分でルールを作っていくことが必要になるということでした。

 

なかなか理解は困難ですが、和多志なりに理解すると常識というルールがなくなっていくということでしょうか。 法律はそんなに変わることはないでしょうが、常識は時代によってかわります。

 

たとえば昭和の時代はサラリーマンになることで家が3件買えた時代でした。 また1社に勤めあげるという概念は当たり前であり常識でした。 ちなみに海外では勤め上げるという考えはほぼないそうです。

 

このような常識ですから、上司には逆らってはいけないし、人事異動は拒否できません。 一般企業はこのような常識は薄れてきましたが、官庁はまだまだ色濃く残っています。

 

平成は半沢直樹ブームといっていいほど和多志ははまりました。 本当に痛快でしたが、現実問題あんなサラリーマンがいたら伝説になっているだろうな。

 

和多志は会社に入る目的がありました。企業というものを知りたかったのです。

またコンテンツとしては天然物医療を勉強したかったからです。大企業に入ってしまうと、業務が細分化されていてすべてが勉強できないなと考えておりました。

50歳までは家族のために、50歳からは自分のために生きようと考えていました。

 

昭和は学生時代、平成はサラリーマン時代、令和は独立時代のようになっています。

 

和多志が一番ルールが変わってきたなと思うのは、メディア関係、企業の在り方ではないかと感じています。

 

メディアはTV,新聞、ラジオは昭和の時代は個人で情報発信ができるなんてかけらも思いませんでした。

 

ですから新聞も取っていましたし、新聞は毎日読んでいました。

 

あとは企業ですが、社員とお客という表裏一体の関係で矛盾があっても昭和、平成は問題はなかったです。

 

しかし令和になって、消費者を欺いて医療飲食関係では、薬害、食中毒問題、建築関係では強度偽装問題などが頻発して発生しました。人間関係ではいじめ、差別問題、過労死、うつによる自殺。 てんこ盛りの問題でした。 製薬業界はちょっと遅れて平成から令和に問題が頻発しました。製造偽装、薬物混入など。

 

企業もコンプライアンス重視ということでこれらの点を改善しないと会社の信用が落ちてしまい、株価暴落、企業倒産になってしまいます。

 

2007年に発生したミートホープ事件では、牛肉ハンバーグと嘘を付いているのが、社内告発によりばれてしまい、2009年に倒産にまで追い込まれました。

 

この事件くらいからでしょうか 風向きがかわってきたのは。 ある意味詐欺ですが、私は牛肉風ハンバーグとしていたら、問題なかったのではないのかと今でも思います。牛肉以外の肉を使って牛肉の味を創造していたのですからある意味すごいなと感心したものです。

 

今でも嘘がまかり通ってるのに「わらびもち」があります。わらびでんぷんでつくったのが本来のわらびもちですが、現在わらび粉なんて流通していません。 歴史的には100%のわらびもちだったのが、価格がたかいので、葛でんぷんをまぜるようになり、葛でんぷんもたかいのでばれいしょでんぷんで作るようになったのですが、いまだにわらびもちというのです。わらびでんぷんがゼロでもです。 

葛もちもそうです。いずれ葛でんぷんはゼロになるのに、くずもちというのでしょう。

これは牛肉ハンバーグに匹敵する犯罪と思いますが、そうではありません。合法なんです。

 

このように常識というのは常にかわります。 

 

昭和のサラリーマン神話が平成で崩れて、就職難の氷河期。非正規労働者の激増、未婚率の増加、おひとり様ブーム。土地神話の崩壊、銀行の崩壊、安定と言われていた製薬会社、医療関係卸業の統廃合などなどびっくり仰天しました。 山之内製薬と藤沢製薬、第一製薬、三共が合併するなんて。

 

この令和はどんなものが崩壊するのでしょうか バブル並みのことがおこりそうです。

 

令和の時代は個人でも情報発信できますし、個人でも会社作って、コンテンツやノウハウさえあれば、ファブレス経営して十分に戦えるようになりました。

 

すごい時代です。さらにチャットGPTなるAIが出現してきて、知的作業自体がAIに置き換わろうとしています。

 

いったいどうなるのか楽しみの令和です。