摂取不捨の利益とは何か

摂取不捨の利益とは何か

 

最近親鸞さんにはまっていて本を買って読むんですが、直ぐ南無南無となってしまいます。 あの時代に両親の供養をしない、妻を娶るなどすごい坊さんがいたんだなと。

 

その限りなくすくない知識の中で摂取不捨の利益というのが気になりました。

 

親鸞さんいわく絶対的な幸福のことだそうです。絶対的な幸福というのは何でしょう???

 

それはこの世に生まれてくること自体が幸福だということを感じることだそう。

 

卵子に数億の精子が群がり、1個だけが卵子と結合できる奇跡です。

もしあなたが一人の女性めがけて、競争相手が1億人いたらと考えるとすごいことですよね。

まず一億人が一斉に会することがあり得ないです。

 

さらに赤ちゃんになって狭い参道をすり抜けて生まれてくるわけですから。

 

このように考えると今ここに生きているだけですごい奇跡です。

 

また體を細胞レベルでみていくと、各臓器ごとに常に生まれ変わり無言で一所懸命働いています。役割を終えたら壊れて、掃除されていきます。だいたい半年経つと別人になっているといわれています。

 

 

小さな子供を見ているといつもほほえましく思いますが、おかあさんといっしょにいるだけでうれしくてしょうがないのです。

 

あの無邪気にうれしいというのが絶対的な幸せではないかと思うわけです。

 

ご利益(ごりやく)というのはお金がもうかるとかそういう意味ではなく、絶対的な幸福ということのようですよ。

 

本当かどうかまだ和多志にはわかりませんが、輪廻転生しているといしたら、人間に生まれ変わるというのは相当のレベルが必要だそうです。 まさに人間に生まれるというのは奇跡です。

 

和多志も悪いくせがありますが、どうしても足らない方足らない方に意識が向いてしまいます。 まだ自覚があるだけましだとは思いますが。

 

絶対的な幸福。 実は持っているのですよ。実感がないかもしれませんが。

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