昭和の象徴 帰ってきた酔っ払い

昭和の象徴 帰ってきた酔っ払い

 

おらは死んじまっただーから始まる名曲。 昭和の時代を彷彿させる歌です。

 

1967年、昭和42年発表の歌です。 和多志は丙午ですから、まだ一歳です。 先日食薬区分の勉強会開いてほしいというので、業界では常識である46通知について説明をしていて、昭和46年に出されたのでと説明したところ、参加者はだれも生まれていないということでした。

まあそりゃそうだろうけど、なんか年取ったなあと思いました。 自称26歳で通していますが。

 

歌詞の内容観ると、なんと飲酒運転での自爆事故で死んだが生き返ったという話。 飲酒運転は相当緩かった時代です。 

 

昭和30年から40年は高度成長期。1955年(昭和30年)~1976年(昭和52年)くらいまで日本は爆上がり経済でした。 サラリーマンであっても家は3件くらい買えました。今から想像できないでしょうけど。

さらにバブル期とつづき、平成に入りバブル崩壊するわけです。氷河期30年の時代を経て令和となっており、日本はGDP20位にも入れない国にまで成り下がってしまいました。 

 

和多志の両親は寿司屋をやっており、ビアガーデンやったり、屋台ラーメンやったり、宴会をしたりとお客さんを相当喜んでもらったと思います。 寿司は今のように回転ずしはなく、回らない寿司がメインでしたので、高級料理に分類されていました。

 

その時の飲み方がすごい、まあとにかく飲む飲む。 飲酒運転は当たり前。 そりゃ事故もおこるでしょう。

和多志も1990年代はまだバブル引きずっていたので結構酔っぱらっていました。さぞかし家族には迷惑をかけただろうと反省しています。

 

大学生の時飲んでいると隣のおじさんが払わせてくれと頼んできたときはびっくりしました。 領収書がほしかったようです。

今では考えらないことです。 また就職活動は青田買いは当たり前、研修と称して泊りがけのパーティーなどなどすごい接待ぶりでした。

銀行関係と大蔵省の癒着も「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」で大問題となり、財務省になるきっかけとなりました。

いやーすごい年代だったと思います。

 

懐かしくもある、恐ろしい昭和時代。 もうあの頃にはもどれないのかなと思うとややさみしく思います。

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